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心と体と (2017/ハンガリー)

Testrol Es Lelekrol
On Body and Soul

[Drama/Romance/Fantasy]
製作モニカ・メッチ / アンドラス・ムヒ / エルネ・メステルハーツィ
監督イルディコ・エニエディ
脚本イルディコ・エニエディ
撮影マーテー・ヘルバイ
美術イモラ・ラーング
音楽アダム・バラシュ
衣装ユディット・シンコヴィチ
出演アレクサンドラ・ボルベーイ / ゲーザ・モルチャーニ / レーカ・テンキ / エルヴィン・ナジ
あらすじハンガリー、ブダペストの食肉処理場。品質管理者としてマーリア(アレクサンドラ・ボルベーイ)という若い女性が採用され務め始めた。ひときは目を引く美しい女性だが、病的なほど人づき合いが苦手で仲間と打ち解けようとしない。さらに、規則に厳しく同僚たちを呆れさせてしまう。みかねた総務部長のエンドレ(ゲーザ・モルチャーニ)が声をかけるが話は噛み合わず拒絶されてしまう。やがて二人は、ある事件をきっかけに、毎夜、雪の森のなかで雌鹿と雄鹿になって同じ夢を共有していることに気づく。人との接し方が分からない女と一人暮らしの孤独な中年男の不器用なファンタジーロマンス。ベルリン国際映画祭 金熊賞。 (116分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5色んな切り口で物語作法に工夫があり刺戟的。アレクサンドラ・ボルベーイは殆どリリアン・ギッシュを想わせる。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
★5最高の大人のファンタジー。敬愛すべき監督がまたひとり増えた。 [review] (pinkmoon)[投票(3)]
★5監督の作品を初めて観たが、言いたいことがはっきりしており、ド直球の表現が好きだ。光と影の撮影、ピンポイントの対象物、現実と夢の対比。すべてが上手くまとまった作品だ。 [review] (jollyjoker)[投票(2)]
★4夢診断的な形而上世界が遠のき中学生レベルの何の捻りもないド直球妄想話が現れるのだが、滋味ある鹿の無垢な眼差しが邪念を吹き払う。傍系人物群のダメっぷりも愛すべきだが、彼女のマグロなのに充ち足りた表情がスローピストンと同期し幸福感を現出させる。 (けにろん)[投票(5)]
★4大人の『シェイプ・オブ・ウォーター』 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4夢の共有という突飛な設定が徐々にリアリティを持ちはじめ、ファンタジーというよりサスペンスとして話に引き込まれてしまう。A・ボルベーイという女性のたたずまいが醸す透明な存在感と、生身のと肉感が持つエロティシズムの“虚実のあわい”のたまものだろう。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★4非常に細部を丁寧に見せる。それがスペクタクル。神は細部に宿る。映画の神=スペクタクルなので、スペクタクルもまた、細部に宿るのだ。牡鹿と女鹿。森と池。緩やかな時間の流れ。静謐な画面が美しい。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4文学的少女漫画映画。日本だとこれは少女漫画の世界の作品だと思う。美しい女の頑なさと孤独な男の寄る辺なさがよく呼応してそのファンタジーを支える屠殺シーンがある。いいたいことはあるんだが [review] (ぱーこ)[投票(1)]
★4ベルリン最高賞受賞作。カンヌ、ベルリンと最近の受賞作は期待を裏切るものが多い中、本作はまあまあかなあ。女性監督だからか、実に繊細で流麗な映像に見るべきものが多い。 [review] (セント)[投票(1)]
★4屠殺と恋愛、心と体の関係がうまくオーバーラップさせている。 (ユウジ)[投票]
★1まったく受け付けない映画でした。。。 (ひゅうちゃん)[投票]
Ratings
5点3人***
4点13人*************
3点0人
2点0人
1点1人*
17人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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