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祖谷物語 おくのひと (2013/日)
The Tale of Iya
監督 | 蔦哲一朗 |
脚本 | 蔦哲一朗 / 河村匡哉 / 上田真之 |
撮影 | 青木穣 |
音楽 | 川端啓太 |
衣装 | 田中美紗記 / 渡邊彩香 |
出演 | 武田梨奈 / 田中泯 / 大西信満 / クリストファー・ペレグリーニ / 山本圭祐 / 森岡龍 / 河瀬直美 |
あらすじ | 徳島県の祖谷。急峻な斜面に民家が点在する山里だ。その奥深い地で、鹿を撃ち、木を伐り、畑を耕し暮らす男(田中泯)がいた。男は冬の山中で事故に合い九死に一生を得た赤ん坊を拾う。その娘、春菜(武田梨奈)も今は高校生になり、男を「おじい」と慕い家事や畑仕事をこなし、電気もガスもない山奥の家から毎日急斜面を長時間歩いて町の学校に通う生活をしていた。そんな山奥に、東京から工藤(大西信満)が流れ着くようにやってきた。工藤は、おじいと春菜の暮らしをみて、自分も自給自足の生活を始める。しかし、地元の土木作業員で山の生活に見切りをつけようとしていた青年アキラ(村上仁史)は工藤に批判的な態度で接する。(169分) (ぽんしゅう) | [投票] |
御伽の国のファンタジーが限界集落のリアルと絶妙に組み合わせていて感慨がある。監督はゴダール好き、アントニオーニ好きに違いなく、オマージュとしての取り込み方も上等。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
これにしてもかつかつの予算を何とか遣り繰りして撮り上げられたに違いないが、この恰幅のよさは貧乏臭い日本映画と一線を画す。ウェブ上で閲覧できる監督のインタヴューを何件か瞥見した限りでは影響源としてその名が挙げられているのを確認できなかったが、黒沢清的不穏が至るところに渦巻いてもいる。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
たっぷりと時間を使った冒頭のタイトルロールは、観客のリアル時間を徐々に山を流れるゆったりとした仮想時間へと導く。宮崎駿作品のヒロインのような身体能力の高さに裏付けられ、「斜面」を登り、降りる武田梨奈の身のこなしの美しくたくましいこと。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 4人 | 平均 | (* = 1)
POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] |
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