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BPM ビート・パー・ミニット (2017/)

120 Battements Par Minute
Bpm (beats Per Minute)

[Drama]
製作ユーグ・シャルボノー / マリー・アンジュ・ルシアーニ
監督ロバン・カンピヨ
脚本ロバン・カンピヨ / フィリップ・マンジョ
撮影ジャンヌ・ラポワリー
美術エマニュエル・デュプレ
音楽アルノー・ルボチーニ
衣装イザベル・パネティエ
出演ナウエル・ペレス・ビスカヤール / アルノー・ヴァロワ / アデル・エネル / アントワーヌ・レナルツ / フェリックス・マリトー / アリエル・ボランシュタイン / アロイーズ・ソヴァージュ / シモン・グエラ
あらすじ1990年代初頭のパリ。エイズがまだ死の病だった時代。HIV感染者や予防への政府や製薬会社の対応の遅さ、さらに世間の根強い偏見に抗議する市民団体アクト・アップが結成された。感染者やその家族ら参加者は、疑似家族的な結束で結びつき活動は民主的に運営されていた。そんななかでもショーン(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)の実力行使も辞さない行動は世間の注目を集めるが、その過激さに批判的な仲間たちもいた。やがてショーンは陰性の活動仲間ナタン(アーノード・ヴァロワ)と愛し合うようになる。抗議や啓蒙活動を通してHIV感染者たちの葛藤を描く群像劇。BPMとは心拍数や音楽のテンポを表す単位。カンヌ国際映画祭グランプリ(143分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全4 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5前半の、「過激な活動」にガッツリ引いたのは確かだが、それは本質ではなく、「生きる/死ぬ」のはざまでの「証」。彼らは残り時間の判らない「砂時計」を背負っている。 [review] (プロキオン14)[投票(3)]
★4地雷の上のスキップというはた迷惑な遊戯を、自業自得のすえの愚行と笑う者がいる。だが、人間として逃れられない性愛という刹那の生き甲斐に残りの人生を賭けて悪いのか。合理的なディスカッションで寸暇を惜しむ彼らが敢えて愛に生きるのは、生きることの本質、なにが重要かを知っているからだ。そして、彼らは我らも踏みつける地面にも地雷がすでにあることを指し示すのだ。 (水那岐)[投票(3)]
★4余命宣告を受けたも同然の若者たちの失意の裏返しとしての決起と抵抗の高揚が、沸点へ向かって一本調子で突き進むユーロビートの不穏さとシンクロする。死に急がないために個人が民主的秩序のもとに連帯し、硬直した社会秩序を生き急ぐように激しく攻撃する正当性。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4冒頭、新たにアクト・アップに参加したメンバーへの説明シーンから始まることで、自らもその場にいる感覚に捉われ一気に話に引き込まれていく。ドキュメンタリー寄りの作品だからこその効果的なスタートだ。 [review] (irodori)[投票]
Ratings
5点1人*
4点4人****
3点3人***
2点0人
1点0人
8人平均 ★3.8(* = 1)

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