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やくざの墓場 くちなしの花 (1976/)

[Drama]
製作総指揮松平乗道 / 杉本直幸 / 奈村協
監督深作欣二
脚本笠原和夫
撮影中島徹
美術富田治郎
音楽津島利章
出演渡哲也 / 梶芽衣子 / 矢吹二朗 / 室田日出男 / 川谷拓三 / 菅井きん / 八木孝子 / 藤岡重慶 / 吉田義夫 / 志賀勝 / 小林稔侍 / ロッキー藤丸 / 今井健二 / 曽根将之 / 林彰太郎 / 成瀬正 / 芦田鉄雄 / 八名信夫 / 有川正治 / 矢奈木邦二郎 / 広瀬義宣 / 鈴木康弘 / 岩尾正隆 / 福本清三 / 片桐竜次 / 白川浩二郎 / 中村錦司 / 成田三樹夫 / 織本順吉 / 大島渚 / 佐藤慶 / 金子信雄 / 藤岡琢也 / 梅宮辰夫
あらすじ四課の刑事黒岩(渡哲也)は頻発する暴力団発砲事件に対し囮捜査や別件逮捕など強引な姿勢で貫くが以前射殺した凶悪犯の情婦との関係が露見し府警本部長以下重役(大島渚、成田、藤岡重慶、金子ら)から叱責を受ける。一方で黒岩は上司が影で斡旋する暴力団との癒着を頑なに拒絶しており、西田組系組長岩田(梅宮)と服役中の幹部の妻恵子(梶芽衣子)はそんな彼に興味を持ち始める。警察組織に不信感を募らせた黒岩も彼らの好意を受け入れ始めるのであった。 <東映京都/96分/カラー/ワイド> (町田)[投票]
Comments
全12 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5「せんずり兄弟」、名フレーズだよね。 [review] (バーンズ)[投票]
★4佐藤慶のオマケ?大島渚の大根ぶりに興を削がれなくもないが深作笠原共闘作品としてはまずまずの出来。二つの「岩」の間にひっそり咲いた「くちなしの花」梶芽衣子さんは今回も絶品の美しさ。 [review] (町田)[投票(6)]
★4ポリシーありそうで実は結構流される主人公がヨレヨレに疲れ切り団地の部屋の万年床にぶっ倒れる遣り切れ無さに激しく涙する。遠くハリー・キャラハンから大門に至る思いが錯綜し堪らん感慨があった。加えて梅宮の煌めく男っぷり。 (けにろん)[投票(2)]
★4男がサングラスをかける意味を知れ。そこから先は言わぬが花。・・・とか言いつつ [review] (G31)[投票(2)]
★4ガッツリ芝居してる大島渚なんて他では見られないのでえらい新鮮。ムスッとして座ってるだけでも異様な存在感がある。梅宮はおいしい役柄で見せ場も多く、渡も後半になるにつれ『仁義の墓場』を彷彿とさせる退廃オーラが滲み出てくるのが堪らない。 (太陽と戦慄)[投票]
★4もはややくざも警官も見分けがつかなくなるぐらいに混沌とした世界観で、だからこそ渡哲也らの通す仁義が光る。 (赤い戦車)[投票]
★4官僚組織のシステマティックな悪がすべてを牛耳る汚辱の世界。脚本家・監督ら、戦争で死に損なった世代の「戦い」への郷愁は無惨な結末を…。ちなみにくちなしの花は白く、香り高い。 ()[投票]
★4この年『愛のコリーダ』で性器大アップにチャレンジした大島渚が府警本部長役で演説し、昭和五十一年度・文化庁芸術祭参加作品として出品された本作。冗談にしてはあまりに洒落がきつい。途中の「くちなしの花」のプロモビデオも苦笑いでした。 (sawa:38)[投票]
★4女と男。男と男。人を信じるということは純粋な心の問題であるはずなのに、結局行為でしか示すことができないという事実。そこには常に悲劇がつきまとう。渡哲也梶芽衣子梅宮辰夫。三人とも素敵、そして悲しい。 (ぽんしゅう)[投票]
★3この映画、大阪の警察が舞台であることは確かだが、大阪府警とは出ない。警察署もどこか特定できないように作ってある。本作では渡哲也が刑事。義兄弟になるヤクザに梅宮辰夫。警察側では大島渚が本部長役で、けっこう科白有り。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3義兄弟の盃を交わすまで、黒岩(渡哲也)の人物像が掴みにくく乗りきれなかったのが惜しい。 [review] (3WA.C)[投票]
★3実話の醍醐味が肝である「実録路線」において、敢えてフィクションで話を紡ごうとするのであれば、これくらい針が振り切れている方が方法論としては正しい気がします。生半可なフィクションじゃ事実にはそうそう勝てない。 [review] (Myurakz)[投票]
Ratings
5点1人*
4点14人**************
3点10人**********
2点1人*
1点0人
26人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
花の名前 (tredair)[投票(12)]東映・実録ヤクザ路線とそのモデルたち (Myurakz)[投票(11)]
死んだピラニアが残したものは・・・追悼・室田日出男 (ぽんしゅう)[投票(8)]〜怨み節〜 梶芽衣子の眼光 (町田)[投票(7)]
在日コリアン (死ぬまでシネマ)[投票(6)]おじさんの恋。おばさんの愛。 (ぽんしゅう)[投票(6)]
破滅のメカニズム 脚本家・笠原和夫の世界 (町田)[投票(6)]
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