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やさしい人 (2013/仏)
Tonnerre
[Drama]
製作 | アリス・ジラール |
監督 | ギョーム・ブラック |
脚本 | ギョーム・ブラック / エレーヌ・リュオ |
撮影 | トム・ハラリ |
美術 | エレナ・システルヌ |
音楽 | ティモテ・レニエ |
衣装 | エマニュエル・パストル |
出演 | ヴァンサン・マケーニュ / ソレーヌ・リゴ / ベルナール・ムネーズ / マリアンヌ・ゲラン / ジョナ・ブロケ / エルヴェ・ダンプ |
あらすじ | 冬をむかえるフランスの田舎町トネール。パリの生活から逃げるようにミュージシャンのマクシム(ヴァンサン・マケーニュ)は実家に戻ってきた。アウトドア派で、ガールフレンドを連れて一人暮らしを謳歌する実家の父親(ベルナール・メネズ)とはどうも気が合わずイライラがつのる。そんな居場所のないマクシムのもとに、地元の情報紙のレポーターで駆け出しの小娘メロディ(ソレーヌ・リゴ)が取材にやってきた。忘れ去られようとしていたミュージシャンとしてのプライドをくすぐられたマキシムは、それまでのうっ憤を晴らすかのように猛然とメロディにアタックを開始するのだった。ギヨーム・ブラック監督の長編第一作。(100分) (ぽんしゅう) | [投票] |
驚くべき編集の才、光の扱いの美しさ、よく練られた構成の妙。ダンス教室で踊るソレーヌ・リゴを窓外の雪の中から見つめるヴァンサン・マケーニュ。彼女と恋人がレストランで食事する様子に、これまた窓外から銃を構えて今にも引き金を引きそうに見えるマケーニュ。なんだか涙が出てしまう。或は傘や犬といった小道具に至るまで、全てが映画らしい佇まいをもって画面に登場する。やはりこの監督は本物だ。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
たまらないな、この映画。本作も名演技と云っていい犬が登場する犬の映画であり、そしてなんといっても寒々とした冬の映画だ。雪降る夜の街角、雪の山荘、樹氷と湖の風景。特に後半の山荘まわりの画面、その冷え冷えとした触感がとてもいい。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
禿頭長髪男(ヴァンサン・マケーニュ)が、自分でも気づかぬうちに抱え込んだ鬱屈は、突然玩具を取り上げられた幼児が泣き叫ぶような無軌道さで破裂する。それは、気まま娘(ソレーヌ・リゴ)が初めて「人」を知るきっかけとしてのみ有用だったという哀切。 (ぽんしゅう) | [投票] |
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