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永い言い訳 (2016/)

[Drama]
製作西川朝子 / 代情明彦
監督西川美和
脚本西川美和
原作西川美和
撮影山崎裕
美術三ツ松けいこ
音楽中西俊博 / 加藤みちあき
衣装小林身和子
出演本木雅弘 / 竹原ピストル / 藤田健心 / 白鳥玉季 / 堀内敬子 / 池松壮亮 / 黒木華 / 山田真歩 / 深津絵里
あらすじ小説家の幸夫(本木雅弘)は、倦怠期に陥った妻・夏子(深津絵里)を友人との旅行に送り出したその日、彼女が事故死したことを知る。だが、その知らせを編集者の福永(黒木華 )との不倫行為の最中に受けた幸夫にとっては、それはショックに涙するような事件ではなかった。葬儀が続く中、夏子とともに客死した親友ゆき(堀内敬子)の夫であるトラック運転手の陽一(竹原ピストル)が、悲嘆の果てに同じ境遇の幸夫に電話をかけてくる。マスコミの取材続きに疲弊していた幸夫が彼の家を訪ねると、そこには受験間近な息子の真平(藤田健心)と保育所に通う娘の灯(白鳥玉季)がいた。幸夫は多忙な陽一に代わっての子供の世話を引き受ける。〔124分〕 (水那岐)[投票]
Comments
全16 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5日本映画界きっての才媛=西川美和が描く女のいない世界。ほんと嫌な女。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★5妻の死で人生の形骸が顕現し間隙を埋めるべく敬遠区に踏み込むが簡単にいく訳ない。だが1周回り行き着く境地は足掻かぬ人生では勝ち取れないとしみじみ詠嘆し映画は閉じる。偏屈な人間愛。山道を登るバスの黄泉への誘いや携帯録音声の対照。技法は冴え亘る。 (けにろん)[投票(2)]
★5すごいすごい。撮り方★5 話★4.5 役者★5 ペペロンチーノ氏が紹介していたシネスケのコメントで見る気になった。冒頭から、画面と効果と役者の済みずみまでさりげなく配慮を行き届かせてまったくスリリングだ。 [review] (ぱーこ)[投票(2)]
★5オープニングのやりとりを見て、嫌な映画だとすぐに分かった。どうも、昨今こんな男(私を含めて)が多いと我ながら思う。「ひとかけらも。」にはドキッとさせられた。この映画に会った機会を、何かに結び付けられたら、と思う。他に役者2人のこと。 [review] (KEI)[投票]
★52つの家族で構成する、変則『クレイマー、クレイマー』。 [review] (緑雨)[投票]
★4世間的には“好い奴(竹原ピストル)”が感情に素直であるように、人として“嫌な奴(本木雅弘)”もまた自意識に正直な男なのだ。グズグズと、懐疑的で、自信がなく、空威張りで、攻撃的であることで自分の弱さを誤魔化すこの“嫌な奴”が、私は好きだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4自分を愛してくれる存在を簡単に手放してはいけない。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★4文字通りの体当たり演技を見せる本木雅弘には申し訳ないのだが、主人公は演技に長けた「モッくん」にしか自分には見えない。そういう架空人格であるところが、一方ではキャラクターの両義性を際立てている、と見えてしまうのがこの映画の面白さでもある。 [review] (水那岐)[投票(4)]
★4ぐるりのこと』の柄本明が「守れるものがある時は大切にしとけ」と言っていたのを思い出した。 [review] (deenity)[投票(3)]
★4もう終わってしまっている夫婦の話であります。男と女、もしくは人間同士、結局は愛だとか何とか言ってるけれど、本当に相通じることができるのだろうか、理解することなんてできるのだろうか、 [review] (セント)[投票(2)]
★4今さらだが、人は自分以外の誰かと関わってしか生きられない。それ故に、喜んだり、悲しんだり、幸せを感じたり、嫌な思いをしたり、癒されたり。なあんて当たり前のことを再認識した。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★4モックンの、造形の全体像を把握させてくれない実体のなさを放任するのは勇気なのか。彼が酒乱だから変化するのではなく、錯乱した様を可能にするために酒乱が設定される。 [review] (disjunctive)[投票]
★4子供至上主義のこの世の中にうんざりしている自分だけど、ここに描かれた大人と子供の絶妙な関係は本当にあり得て、やっぱり子供って良いよなーとも思います。(何か支離滅裂。) [review] (K-Flex)[投票]
★3モッくんの子育て(風)奮闘記。長いだけで全く言い訳になっていない。ごめんなさいもなければ、愛してたもない。こんなん思ってたんと全然違う。そういう意味では過ぎし日の悔悛映画ではない。 [review] (IN4MATION)[投票(2)]
★3道化的に相対化される奇矯な立居振舞の束の間、ふと疎外された子供のような覚束ない表情を見せる本木雅弘。演出・演技による造形の実体はそこにある、ように見える。場面と楽曲の編集に於けるシンクロが全体に渉る映画のリズムを生み、本当の心=涙が一筋だけ然りげ無く頬を伝う一時の、そのために映画は描写を積み重ねる。世界と人生は自意識の器ならず、という自得。 〔3.5〕 ()[投票(1)]
★3妻が亡くなっても悲しむ理由がない主人公が、世間体や不倫の贖罪のために子育ての手助けをするという…これって物語としてどうなの?完璧に竹原ピストルに持ってかれてるモッくんが痛々しい限り。68/100 (たろ)[投票(1)]
Ratings
5点7人*******
4点18人******************
3点7人*******
2点0人
1点0人
32人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

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