★5 | 割り切れないものを割り切ろうとするのは想像力の欠如、理不尽な暴力だが、怠慢で脆弱な社会と法は「秩序」を守るため、意識的か無意識的であるかに関わらず、時としてその暴力を振るう。抑制を強いられ、不条理への怒りと、何より己自身の割り切れない揺らぎに震えながら拳を固め、眼を閉じるペ・ドゥナに胸が締め付けられる。「あなたに話す必要はない」。この言葉と越境の重み。彼女のベスト演技かもしれない。 [review] (DSCH) | [投票(4)] |
★5 | ヘンリー・ジェイムズの傑作のような謎かけ [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★5 | ヨンナムはドヒをどう思っているのだろう。信じることができるのか、できたのか。リドルストーリーとして秀逸な出来。キム・セロンの演技が、流す涙が、その謎を一層深める。 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★4 | プライドと拒絶。凛々しくも悲壮。そんなペ・ドゥナの制服の着こなしが、この物語のすべてを語っている。制服とは自己と外部を分かつ境界であり、自我崩壊寸前に追い込まれた彼女にとっての最後の防護壁だ。少女キム・セロンは本能的にそれを察知する。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | なんとなくしかわからなかった。 [review] (おーい粗茶) | [投票] |
★3 | わたくしとてロリコンの端くれ [review] (ペンクロフ) | [投票(3)] |
★3 | 韓国では問題作かもしれないけど、日本ではピンとこない。映画は国境を超えない典型例。もしかすると下手なだけかもしれないけど。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | 久々のペ・ドゥナだから見た映画だったが、どうも消化不良というか何か乗れない映画だったなあ。 確かにペ・ドゥナは堂々とした演技だったが、キム・セロンが前作ほど強烈でなく、大きくなったからかなあ平凡になっていた、、。 [review] (セント) | [投票] |