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無警察地帯 (1955/米)

The Phenix City Story

製作	サミュエル・ビショッフ
監督	フィル・カールソン
脚本	クレイン・ウィルバー / ダニエル・メインワーリング
原作	クレイン・ウィルバー
撮影	ハリー・ニューマン
美術	スタンリー・フライシャー
音楽	ハリー・サックマン / ヘンリー・ヴァース
出演	ジョン・マッキンタイア / リチャード・カイリー / キャスリン・グラント / エドワード・アンドリュース / ビフ・マクガイア / ジョン・ラーチ

あらすじ

戦後のアラバマ州のフェニックス・シティでは警察を贈賄で抱き込んだ犯罪組織が我が物顔に振る舞い、ギャングの牙城と化した赤線地帯は野放しになっていた。 人望が厚い弁護士のアルバート・パターソンは、市長選挙に立候補して町から組織犯罪を撲滅するように懇願されるが、勝ち目のない戦よりも家庭を優先する考えだった。ギャングの子飼いの無軌道な横暴が一般市民に甚大な被害をもたらすにつけて、そんなアルバートも考えを変える。 (袋のうさぎ)

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★4

このように犯罪組織に乗っ取られた街が戦後まで米国にあったという史実にまず驚愕。官憲に見捨てられた市井の人々の無力感が半端ない。コーマンの『侵入者』に通じる地方政治のいかがわしい熱気と歯止めの利かない腐敗に圧倒される (袋のうさぎ)

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