★5 | それでも地球は美しい。それでも人は生きていく。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(11)] |
★5 | 人間がクルクルと無重力に翻弄され、「宇宙」が襲いかかる画は『2001年』を想起させるが、冷笑で支配するキューブリックとは真逆を行くエモーション。体の重さを失って心の重さを知る。心の重さを知って、大地を踏みしめる。これは「生まれること」についての物語だ。再突入シーンの「死と虚無に追いつかれないように速く!もっと速く!」という臆面もない熱さに射貫かれる。これをこそ待っていた。(修正改稿) [review] (DSCH) | [投票(10)] |
★5 | 映画というメディアが漸く3Dというテクノロジーの幸福な活用法に辿り着いたというか。まるで舞台劇のような密室性を湛えながら、画面一杯に神秘的で広大な空間が広がっているという逆説に痺れる。 [review] (緑雨) | [投票(10)] |
★5 | 傑作を見ることの悲しみ。 [review] (イリューダ) | [投票(8)] |
★5 | リュミエール兄弟以来、現時点の3DとCG技術を結集して見世物映画の到達点をカタチにすること。枝葉を切り落とし虚無からの復活という一点に集中し純度の高い「生命の物語」を語ること。この二つの目的を達成するために「冷たくも美しい」宇宙空間が必要だった。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(8)] |
★5 | 一行で済んでしまうようなプロットを映像体験だけでみせきってしまった。 [review] (おーい粗茶) | [投票(7)] |
★5 | ポップコーンはオススメしない。というか上映後周りを見渡すと、持ってた連中は誰一人食べきれてませんでした。これはそういう映画。 [review] (steeling) | [投票(7)] |
★5 | 冒頭ワンショットで顛末を見せ切る手法は如何にもだとしても、以降、主人公が2度にわたり弧絶してしまう絶対絶望の表現。我が子への喪失トラウマを絡め黄泉からの誘いの安息を断ち、それでも生きる理由を提示する終盤こそがキュアロン真骨頂。感動した。 (けにろん) | [投票(7)] |
★4 | 『スピード』『しあわせの隠れ場所』を凌駕する生涯の代表作を勝ち得たサンドラ・ブロックが一〇〇点に価するならば、私はジョージ・クルーニーに一二〇点を捧げたい。スクリューボール・コメディに由来するクルーニーの「饒舌」は、まとわりつく死(それは「宇宙」と名指される)に抗う全霊の身振りだ。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★4 | 原題のまま「グラビティ」じゃないと意味がないのでは…… (ツベルクリン) | [投票(2)] |
★4 | サンドラ・ブロックの充実ぶりには目を見張った。露出部位の少なさ、特殊な撮影環境、釣られたり回されたりの悪条件下で一人芝居の重責を担い、カメラの前に命を投げ出すような演技を見せたこのオバチャンが革新的な映像のすべてを支えている。 (ペンクロフ) | [投票(2)] |
★4 | ペース配分が気になった。序盤の、クルーニーの白馬王子化を超える感傷がなく、結果、ソユーズ内の愚痴が、コンフリクトとしては長く機能しすぎな印象を受ける。この重さは、サンドラの性格造形に疑念を及ぼす。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | 中途半端な科学考証厨はこの作品の粗探しに余念がないが、そういう人はSF映画観ないでいいです。この映画が「すごい!」と思ったのは…→ [review] (BRAVO30000W!) | [投票(1)] |
★4 | 何回も息止めちゃった! [review] (stimpy) | [投票(1)] |
★4 | すげえ恐い映画だった。宇宙になんか行きたくないね。 (K-Flex) | [投票(1)] |
★4 | 登場人物ほとんど二人の映画で、声だけ出演のエド・ハリス、贅沢この上ない。
映像はキレイ、息遣いゼイゼイで臨場感あり、宇宙ってすげぇな、そんだけ。レディースデー1000円なら許すレベルでした。 (jollyjoker) | [投票(1)] |
★4 | サンドラ・ブロックって、わりと立体的な方だったんですね。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 90分強のノンストップアクションムービー。この尺に対する志が嬉しい。画面が少々煩い、という点が玉にキズではあるが、圧倒的な瓦解の映画としても興奮する。 [review] (ゑぎ) | [投票(8)] |
★3 | 中空を肌着で漂うサンドラ・ブロックを見て、『エイリアン』のシガニー・ウィーバーを思い出す。生きている、生きている、生きている、宇宙船という胎の中で、生きている。肌身をさらして、(肉体の)起伏を見せて、それではじめて辛うじて映画が成立する。寓意としての魂=露呈性。 (鷂) | [投票(4)] |
★3 | この空間モデルがヴァーチャルとリアルの二項対立を無効にする。動くキャメラでもって空間を動かして見せた溝口的時代の次の時代をこの映画は圧倒的な皮膚感覚を伴って予感させた。映画はキャメラを通過しない映像を届けることに初めて成功したかもしれない。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★3 | サンドラ・ブロックの娘やジョージ・クルーニー周りでの感傷的な小話を挿むことでまるで名作のように見せかけようとしているのが鼻につく。この映画は『トゥモロー・ワールド』より予算をかけた大作であるとはいえ、90分という上映時間を鑑みても本質的にはただのB級サスペンスでしかないだろう。 [review] (Sigenoriyuki) | [投票(3)] |
★2 | 見た後の感想はAvatarと同じ。映像美・音響技術は素晴らしく、大迫力。3Dでの鑑賞はおすすめできる(2Dだと、自分は観る気がしない)。 [review] (miyabi108) | [投票(2)] |