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危険なプロット (2012/仏)
Dans La MaisonIn the House
製作 | エリック・アルトメイエル / ニコラ・アルトメイエル |
監督 | フランソワ・オゾン |
脚本 | フランソワ・オゾン |
原作 | フアン・マヨルガ |
撮影 | ジェローム・アルメーラ |
美術 | アルノー・ド・モルロン |
音楽 | フィリップ・ロンビ |
衣装 | パスカリーヌ・シャヴァンヌ |
出演 | ファブリス・ルキーニ / クリスティン・スコット・トーマス / エマニュエル・セニエ / エルンスト・ウンハウアー / ドゥニ・メノーシェ / バスティアン・ウゲット / ジャン・フランソワ・バルメ / ヨランド・モロー |
あらすじ | 高校で文学を教えるジェルマンファブリス・ルキーニは、担任するクラスの生徒クロードエルンスト・ウンハウアーが宿題として提出した作文に、並々ならぬ才能を感じた。それはクロードが同じクラスのラファにふとした事から注目し、彼の苦手の数学を教える事を口実に彼の家を訪問し、その家族を皮肉な目で観察したことをつづり「続く」で終わっていた。ジェルマンはクロードに小説の書き方を教え、クロードも「続き」を書き始める。しかしそれはクロードが、ラファの家族の中に深く入り込んでいく事でもあった。やがてそれはエスカレートし、クロードはラファの家族の内面を書き始めるのであった…(105分) [more] (シーチキン) | [投票] |
虚実ない交ぜの語り口が流麗で闊達なのとプチブル夫妻を主人公に置いた点でアレンのようだという言説は免れないが、パゾリーニ的トリックスターを混入させ撹乱する。途中まで圧倒的におもろいのだが、終盤はどうにも強度が不足。ラストは寧ろ凡庸だ。 (けにろん) | [投票(1)] | |
下世話な覗き見趣味を満足させる、魅惑的で刺激的な映画ではある。それにラストシーンのカットはなんとも洒落ていて、見終わった後に「さすがはフランス映画」という心地よさを残す。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
インテリ中年の嫌味で俗っぽいコメディ的な物語を侵食する不穏な若者の「物語」……という構成はスリリングだが、終盤は失速。クロード役エルンスト・ウンハウアーの不機嫌美少年的マスクは印象に残る。 [review] (MSRkb) | [投票] | |
中産階級一家の空疎な生活に「創作」を通して人間らしい苦悩を仕込み、一家をマイナス方向へ覚醒させるという、閉塞状況をかかえた労働者階級の青年の無意識の復讐が、生徒の凡庸を愚痴り、陳腐なアートに翻弄されるインテリ中産階級夫婦をも飲み込むという悲喜劇。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ウディ・アレンコメディーをうーんと人を悪くしたような映画。ほんと、オゾンは人が悪い。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
Ratings
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計 | 11人 | 平均 | (* = 1)
POV
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