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桃さんのしあわせ (2011/中国香港)

A Simple Life

[Drama]
製作総指揮ドン・ユー / ソン・ダイ
製作アン・ホイ / ロジャー・リー
監督アン・ホイ
脚本スーザン・チャン
原作ロジャー・リー
撮影ユー・リクウァイ
出演アンディ・ラウ / デニー・イップ / チン・ハイルー / チョン・プイ / サモ・ハン / アンソニー・ウォン / ツイ・ハーク
あらすじ香港。映画プロデューサーとして多忙な日々を送るロジャー(アンディ・ラウ)は独身だが、身の回りの世話はメイドの桃(タオ)さん(ディニー・イップ)に全部やってもらってる。彼女は60年来ロジャーの家に仕えてきたが、一家はほとんど海外に移住し、今では香港に残ったロジャーの世話だけをしていた。世話し世話されるのが当たり前の空気のような2人の関係は、しかし、桃さんが突然、脳梗塞で倒れたことから変わり始める…。2011年ヴェネチア国際映画祭女優賞、台湾電影金馬奨3部門、2012年香港電影金像奨5部門受賞の大ヒット作。 (けにろん)[投票]
Comments
全11 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5主題ではないにも関わらず、これほど「食べる」という行為が雄弁な映画も稀だろう。淡々としたカメラ回しの中の様々な所為が、家族とは作り上げていくものなのだと訴えている。お見事。 [review] (るぱぱ)[投票(2)]
★5淡々と人を信じ、愛し、人との関わりあいに喜びを感じそして自分も死んでいくということ。家族に恵まれなかった孤独の人にも本当の家族はいるものなのだ。それは血の繋がりを超え本当の人と人との信頼関係にまで行きつく。 [review] (セント)[投票(1)]
★5キリスト教の生死観の潔さについて考えさせられる佳作。濃密な人間関係を羨ましく思う。安普請の老人ホーム、タクシーを無理強いする黒人女、「ご家族は」と問われて黙り込む主任が心に残る。 (寒山拾得)[投票]
★5桃さんありがとう。 [review] (Gala)[投票]
★5アンディ・ラウとディニー・イップの絆の強さが何気ない日常の描写で表現されているのが素敵。 [review] (パピヨン)[投票]
★4「義理の息子」というと「娘の婿」という意味が一般的だと思う。しかし、ここで使われた「義理の息子です」という表明は、「血はつながっていない、しかし息子だ」という宣言に思えた。そして、それを聞いたときの桃さんの、かみしめた喜びと誇らしい表情。 [review] (なつめ)[投票(3)]
★4映画の試写のシーンがいいなあ。桃さんのしあわせそうなところがいいなあ。ずっと見ていたいよ。 [review] (イライザー7)[投票(1)]
★4使用人にちょっと良いことしてあげました的胡散臭さから免れてる所以は、主演2人のプレーンな平衡感覚と明晰なアイデンティティの存在。為に非ドラマチックだがアン・ホイの視座は信頼できる。サモ・ハンツイ・ハークが醸す業界ムードが出色。 (けにろん)[投票(1)]
★4女の幸せは子を育て料理をつくること、つまり「私」を無にして尽くすこと、と言い切ると叱られるだろうか。でも、電話の向こうの「血のつながらない子供達」の戯言に、嬌声を上げるタオさんの無邪気な破顔が思わず涙を誘うのは、確かにそこに女の幸福を見るからだ。 (ぽんしゅう)[投票]
★3この世界に、アンディ・ラウを放り込んでしまうことがすでにネタで、彼は、われわれの期待にたがわず、『暗戦』や『インファナル・アフェア』そのままに、意図の読めない硬質な表情で、老女と戯れる。 [review] (disjunctive)[投票]
★3わずか数分間にすぎない実母とのぎこちない空間を描いたシーンが効いている。主人公にとっては、自分のわがままを受け入れながらも、いけないところは諭す家政婦こそが心の母親だったのだ。写実的に抑えた中に散りばめられたさり気ない押しや、群衆シーンも良い。 (ナム太郎)[投票]
Ratings
5点7人*******
4点7人*******
3点4人****
2点0人
1点0人
18人平均 ★4.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

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