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預言者 (2009/仏)
Un prophète
製作 | マルティーヌ・カツシネリ / アントニン・ドデ |
監督 | ジャック・オーディアール |
脚本 | アブデル・ラウーフ・ダフリ / ニコラ・プフェイイ / ジャック・オーディアール / トーマス・ビドゲイン |
撮影 | ステファーヌ・フォンテーヌ |
音楽 | アレクサンドル・デプラ |
出演 | タハール・ラヒム / ニール・アルストラップ / アデル・バンシュリフ / ヒシャーム・ヤクビ |
あらすじ | フランスの中央刑務所。19歳の無学なアラブ系青年マリク(タハール・ラヒム)が傷害罪で入所してきた。所内はコルシカ系マフィア一味が看守まで巻き込み牛耳っていた。マリクはそのボス、セザール(ニール・アルストラップ)からアラブ系の囚人を殺すよう強要され、悩んだ末に実行する。以来、マリクはマフィアの手足として重用され、ついにはセザールの裏工作で特別外出を認められ、刑務所の外でもボスの意を受けて行動し始める。その一方で、刑務所で読み書きや商売の仕方を学んでいたマリクも、刑務所の外で元囚人の仲間と組んで独自に麻薬がらみの商売を始めるのだった。2009年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作(150分/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう) | [投票] |
これは面白いね。刑務所の中って言うと、何か暗い退屈な、ながーい一日というイメージが付きまとうが、この映画なんか見ちゃうと立派に社会してると思ってしまう。刑務所に入っても実は社会から逸脱されていないのだ。 [review] (セント) | [投票(4)] | |
往年の仏映画の刑務所ものの傑作『穴』を思わせるような刑務所の窓からロープを使い振り子のように物を受け渡すシーンがなんだかうれしい。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] | |
初めはひよっこだったマリクがいつしかいっぱしの男になり、ふと気づいたら周囲の状況を意のままに操っているのが凄い。 (パピヨン) | [投票] | |
成長とは可能性を獲得することで、マリク(タハール・ラヒム)の可能性には始めから限界が見える。それは「悪」を持って支配することで成り立つ世界に身を置いてしまった者の限界であり、この成長譚に、自慢に満ちた若者の笑顔ほどに爽快さがないのはそのためだ。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
フランス版塀の中の『アウトレイジ』。どこの世界(社会)でも力による支配の構造っていっしょなんだな、ということが、説明的でなく短いカット・シーンを重ねることでうまく表現される。特に序盤はテンポが軽快で手際がよい。 [review] (緑雨) | [投票(1)] | |
アダルトビデオ見てマスかいて、売春婦まで呼べるってのがすごい。 (黒魔羅) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 12人 | 平均 | (* = 1)
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2018 BBCが選ぶ21世紀最高の100本 (けにろん) | [投票(8)] |
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