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灼熱の魂 (2010/カナダ)

Incendies

[Drama/Mystery/War]
製作リュック・デリ / キム・マクロー
監督デニ・ヴィルヌーヴ
脚本デニ・ヴィルヌーヴ
原作ワジ・ムアワッド
撮影アンドレ・タービン
美術アンドレ・リン・ボパルラン
音楽グレゴワール・エッツェル
出演ルブナ・アザバル / メリッサ・デゾルモー・プーラン / マキシム・ゴーデット / レミ・ジラール / アレン・アルトマン
あらすじカナダで初老の女ナワル・マルワン(ルブナ・アザバル)が息を引きとり双子の子供姉弟ジャンヌ(メリッサ・デゾルモー・プーラン)とシモン(マキシム・ゴーデット)に遺言とともに2通の手紙が託された。1通は死んだと聞かされたいた父宛てに、もう1通は今まで存在すら知らなかった姉弟の兄宛てに、その手紙を届けろという。生前、精神が不安定な母に悩まされた弟はうんざりするが、姉ジャンヌは父と兄の手がかりを求めて母が生まれ育った中東の国へと向かう。70年代、キリスト教徒だった少女ナワルは、イスラム教徒の難民青年と恋におち子供を身ごもった。それが、ナワルの数奇でおぞましい人生の運命の入り口だった。(131分/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4確かに疑いなく衝撃の作品である。人間が考えるにこれ以上の受け入れがたい真実がこの世にあろうか。一応は上質で綿密な一流のミステリーである。しかし、このギリシャ悲劇を下敷きにしたような謎解きには悪意が入り込んでいる。 [review] (セント)[投票(5)]
★4映像の迫力は凄まじい。映画的にはあまり盛り上がらなかったが、コレはコレで有りかと。娘と母親の区別が序盤は厳しい。86/100 (たろ)[投票]
★3構成にも工夫を凝らして女性の数奇な生涯を語っているけれども、「うん、数奇ですね」と容易に傍観できてしまう。プリプロ段階のお話作りに比重が傾きすぎて、映画は「フィクションの力」を備えるに至っていないのではないか。虚構であることを忘れさせるような、あるいは虚構ゆえの感動を持っていない。 [review] (3819695)[投票(6)]
★3何としてもかなえたい願いと、とうてい受け入れがたい事実が並存する苦悩。物理的な離別よりも精神的に引き裂かれた諦観。過酷な人生を遡行するサスペンスが巧みで、2通の遺書を残さざるを得なかった女ルブナ・アザバルが醸していた凄みに重たい説得力が宿る。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★3謎解きのための謎、お話のためのお話。「代数」の使い方が巧い。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3憎しみの連鎖を断ち切る、というのはわかる。しかしキャスティングミスもあってか、作り過ぎ感が強い。過ぎたるは及ばざるが如し、ということか。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★3亡くなった母親から謎解き感覚な遺書を突きつけられ、子供達が必死こいて解いていく内容だが、割とリアル路線な映画スタイルでこの手法は疑問点が色々出てくる。コレが「名探偵コナン」的な作品だったらいいと思うがねぇ… [review] (ギスジ)[投票]
★2胸クソ悪い話を凝った構成で語って深刻な現代の神話的なアレを気どるのも結構なんだけど、こういう手の込んだ遺言で死後も子供を翻弄するオカンはどうかと思うぜ。話せよ普通に。 (ペンクロフ)[投票(5)]
Ratings
5点4人****
4点15人***************
3点11人***********
2点1人*
1点0人
31人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
対テロ戦争とイスラム主義 (袋のうさぎ)[投票(15)]
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