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アジアの純真 (2009/)

Pure Asia

[Drama]
製作総指揮小曽根太 / 石川始
製作木滝和幸 / 門馬直人
監督片嶋一貴
脚本井上淳一
撮影鍋島淳裕
美術佐々木記貴
音楽ken sato
出演韓英恵 / 笠井しげ / 黒田耕平 / 丸尾丸一郎 / 川田希 / 澤純子 / パク・ソヒ / 白井良明 / 若松孝二
あらすじその高校生(笠井しげ)は世界と係わることを避けて暮らしていた。そんな少年が、こんなクズのような世界をどうにかしたいと願う17歳の少女と出合った。そして少年は、その在日朝鮮人の少女が暴漢に襲われたとき、他の通行人同様見て見ぬ振りをし彼女を救うことができなかった。少女の妹(韓英恵)は毒ガスのビンをリュックに詰め姉を見殺しにした「世界」へ向けて復讐を開始する。沈黙したまま少女の後に従う少年。こうして“テロリスト”は誕生した。アジアの片隅の日本の、その片隅の日常を襲う無差別殺戮。犯行声明で投げかけられる少女の悲痛な問い。どうすれば世界は変わるのか! そもそも世界は変えられるのか?(108分/白黒/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
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全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5言うまでもなく思考の停止は罪だが、自己満足のための攻撃や和解ほど空疎なものもない。いくら考えても分らないものは分らないし、どんなにあがいても駄目なものは駄目なのだという現状認識。現実を直視しない限り覚醒は始まらないという真摯な吐露が胸を打つ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4全肯定には躊躇するが、少なくともマスで醸成された言説を全否定し、且つ強固な自己反省を携えつつ世界に牙を向くという正しい在り様には賛同。大島若松的な気骨はキューブリックなアイロニーに至る。全般粗いがロングの絵画的センスも特筆。 (けにろん)[投票(2)]
★4「イデオロギッシュ」なる断罪を憎悪に震える身で背負う、観念過剰の逆説的リアリズム。こすれるガラス瓶の殺意、ロード・ムービーしない自転車、想念の海。私には血の通った光景。特攻する潜水艦のような閉所恐怖症的カラオケボックスに笑う。(2011.10.30) [review] (HW)[投票(2)]
★4道行メロドラマの秀作。政治映画としては残念な出来。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3はっきり言って、内容的には荒削りだし、とても傑作とはいえない映画です(無差別テロはどんな理由があろうとも絶対に許されるものではないですし)。 [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
★2どうせこの監督は本当にはこの手の問題に関心は無いのだろうし、刺激的かつ象徴的な事柄を映画に盛り込めば過激で挑発的かつ「マニアック」な映画が出来るぞヤッタ!という程度の動機でこんなものを作ったに相違ない。 [review] (煽尼采)[投票]
Ratings
5点1人*
4点3人***
3点1人*
2点2人**
1点0人
7人平均 ★3.4(* = 1)

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