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お国と五平 (1952/日)
[Drama]
製作 | 清川峰輔 / 宮城鎮治 |
監督 | 成瀬巳喜男 |
脚本 | 八住利雄 |
原作 | 谷崎潤一郎 |
撮影 | 山田一夫 |
美術 | 中古智 |
音楽 | 清瀬保二 |
出演 | 木暮実千代 / 大谷友右衛門 / 山村聰 / 田崎潤 / 鳥羽陽之助 / 三好栄子 / 藤原釜足 / 小倉繁 / 三田照子 / 広瀬嘉子 / 音羽久米子 |
あらすじ | お國・(木暮実千代)と友之丞・(山村聡)は婚礼の約束までした仲であったが、友之丞の武士としての資質に疑問を抱いたお國は友之丞を振って伊織・(田崎潤)と一緒になる。そのことを逆恨みをした友之丞は伊織を闇討ちする。 お國は五平・(大谷友右衛門)を伴って敵討ちの旅に出る。[東宝/モノクロ・スタンダード/90分] (TOMIMORI) | [投票] |
モノクロスタンダードの撮影が充実、全てのショットが一幅の画であり、腰を落とした物語とも似つかわしい。こんなに相性がいいのに、ナルセが山田一夫と組んだのは本作が唯一であるようだ。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
時代劇となるとなぜか仇討ちを語りだす成瀬(『三十三間堂通し矢物語』は仇討ちの物語ではありませんが、市川扇升の動機は多分に仇討ち的でした)。いささか多用の気味さえある寄りのカメラワークが登場人物の感情を力強く画面に刻み込む。驚きの創出と繊細さの高次の両立という成瀬の真骨頂を堪能できる傑作。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
今の価値観ではピンとこないかもしれないあの台詞も、当時は悪魔の呪文のように聞こえたのであろう。山村聡ヘタレ侍っぷりや、色気ムンムンの木暮実千代と大谷友右衛門の心理変化の描写が秀逸。 (TOMIMORI) | [投票] | |
色香あふれる木暮実千代さんが時代劇の型枠からはみ出しているように見える。 (G31) | [投票] |
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