画家と庭師とカンパーニュ (2007/仏)
Conversations with My Gardener
Dialogue Avec Mon Jardinier
あらすじ | 40数年ぶりで故郷の片田舎に帰ってきた画家(ダニエル・オートゥイユ)は荒れた庭に菜園を作るため庭師を募集する。やって来たのが国鉄を退職した男(ジャン=ピエール・ダルッサン)。何と彼は画家の小学校時代の幼なじみであった。庭師として彼を雇った画家。2人は、それぞれの仕事でキャンバスと庭に向き合い、その合間に自分の仕事や家族や嗜好や生き方について語り合うのだが…。ジャン・ベッケル監督第12作。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | スタローン(ダニエル・オートゥイユ)が画家? このミスキャストは実は正しい。重病人をルーヴルで連れまわす肉体派の奇行が、生体としてのジャン=ピエール・ダルッサンにわれわれをコミットさせる。スタローンの暗喩する肉体がものをいうのだ。 (disjunctive) | [投票] |
★4 | 人生の点描感がいい。拡大したり細をうがったりしがちなところをあっさり流して余韻がある。 (G31) | [投票] |
★4 | 特に友情を大げさに扱うわけではなく、平凡な日常の会話の中から観客に投げかけるメッセージが心に響く。ずっとBGMはなく、エンディング間近に入るモーツアルトが効果音として素晴らしかった。 (ルリマツリ) | [投票] |
★3 | 至高とまでは言わずとも、前半のこの田舎のアトリエの緑と空気と陽光と無為なダイアローグの応酬の調和は何かを現出させる寸前までは迫ったかに思えた。物語を語ることに従属した後半が惜しまれる所以だ。ロメールやリヴェットには未だ距離がある。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 詳細は知らないが、庭師というのは古くから在り尊敬されていたらしい。「庭師は人生を最もよく知る人の一人だ」とか・・・ [review] (KEI) | [投票] |
★3 | 語られていることに比して語り方はきわめてせわしない。膨大な量のダイアローグ。シーン間でクッション的に働くカットの欠如。省略も多い。特に何が起こるでもない物語をこうも速く語る目的は何なのか。「犬」や「ジー」が期待させるがどうにも面白くならない。これを「映画」にするにはより高い演出力が要求される。 (3819695) | [投票] |
★2 | 画家の過不足のない成功、幸せぶりが鼻につく。深みのないエピソードと会話。浅い人生観。その歳になりゃもっといろいろ抱え込んでるもんでしょ普通。映像、というか映画以前に風景としては良い。 (_da_na_) | [投票] |
5点 | 1人 | * |
4点 | 4人 | **** |
3点 | 4人 | **** |
2点 | 1人 | * |
1点 | 0人 | |
計 | 10人 | 平均 ★3.5(* = 1) |
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