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ヒトラーの贋札 (2007/オーストリア)

Die Fälscher
The Counterfeiters

[Crime/Drama/War]
製作ヨーゼフ・アイヒホルツァー / ニーナ・ボールマン / バベッテ・シュレーダー
監督シュテファン・ルツォヴィツキー
脚本シュテファン・ルツォヴィツキー
原作アドルフ・ブルガー
撮影ベネディクト・ノイエンフェルス
美術イジドア・ヴィマー
音楽マリウス・ルーラント
衣装ニコレ・フィッシュナラー
特撮マルクス・デーゲン / クリスティアン・プントシュス
出演カール・マルコヴィチ / アウグスト・ディール / デーフィト・シュトリーゾフ / マルティン・ブラムバッハ / アウグスト・ツィルナー / ファイト・シュテュプナー / ゼバスティアン・ウルツェンドフスキー / アンドレアス・シュミット / ティロ・プリュックナー / レン・クドリャヴィツキー
あらすじ第二次大戦末期、ナチスドイツが米英の経済崩壊を狙い大量の偽ポンド・ドル紙幣を作成したベルンハルト作戦が、印刷業などのユダヤ人専門家を一ヶ所の収容所に集めて極秘に遂行された。これに従事させられた印刷技師アドルフ・ブルガーの手記を映画化。贋札造り・旅券偽造でサリー・ソロヴィッチカール・マルコヴィチは逮捕され刑務所へ。彼は持ち前の器用さで看守などへ取り入りいい目を見ていた。ある日、極秘の贋札造りの責任者を命じられ、失敗すれば用無しとなり処刑すると言い渡される。同様に集められた数十人のユダヤ人たちと作業をすすめるが、ブルガーアウグスト・ディールがナチスを利する贋札造りは阻止すべきとサボータジュを言い出す。(96分) (シーチキン)[投票(1)]
Comments
全24 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4本作の事を調べてたら、原作者のブルガーはサボタージュを主張し続けていたディールのこと。ちょっと格好良く描き過ぎてる気がするんですが…これって自画自賛? [review] (甘崎庵)[投票(4)]
★4史実を基にしながらも、巧みな脚本で、事態の経過、本質をより鮮やかに浮び上がらせた映画。同時に、しびれるような魅力をもってプロの犯罪者を描いた、男の映画でもある。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★4脚本、撮影、演技、美術、衣装、映画を構成する要素すべてがよく作り込まれており完成度の高い作品である。物語は好みの分かれるところだが、犯罪や戦争の成功物語的な作品が無用に多い中で、価値のあるテーマ選択だ。 (NOM)[投票(1)]
★4環境が人を変えた。生き甲斐が人を変えた。 [review] (らーふる当番)[投票(1)]
★4ナチが偽札を作っていた事は「エロイカより愛をこめて」(青池保子の漫画)で知っていました... [review] (りかちゅ)[投票(1)]
★4早く連合軍来て!とはらはらしながら観てました。 [review] (まきぽん)[投票(1)]
★4最初から最後までスリリングで、上映時間以上の中身の濃さだった。また、収容所の息苦しさを実感するかのような演出だったと思う。 [review] (パスタ)[投票(1)]
★4ヒトラーは出てこないのね。(2012/2/27) [review] (chokobo)[投票]
★4死んでも、仲間を裏切らない。俺にはできねーな・・・ (ぱちーの)[投票]
★4戦争・犯罪を大きく扱ったというより、ひとりの人間の変化や環境を追ったことでより切実に多くのものが伝わってくる。 (あちこ)[投票]
★4他人の命の軽いこと。だが自分の命は重い。自分の命のためならなんだってする。大体もと犯罪者だし。でもそれって実は虚しかったのだ。という男の映画。シブイ。 (プロデューサーX)[投票]
★3なんとなく『戦場のピアニスト』っぽい雰囲気。大袈裟にドラマティックにしようと思えば幾らでも出来る題材なのに、あくまで終始静謐に描いてて、そこが好みの分かれる所ではある。しかし自分は、「大人の男の映画」は、あまり面白いと思わないらしい。['08.6.26新文芸坐] (直人)[投票(2)]
★3力作。なのだが、中途半端な印象。主人公の変遷具合が端折られてしまうのはいかがなものかと。 [review] (Master)[投票(1)]
★3カール・マルコヴィチデーヴィト・シュトリーゾフの造形に水木しげるの漫画のようなリアルがあり印象に残る。物語は興味深いが、いま一つの盛り上がりに欠けた。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3何の技術もない者は「軍靴の点検」だと。今の日本も似たようなもんか。 (黒魔羅)[投票]
★3ソロヴィッチの選択や行動には一定の共感を得られた。 (IN4MATION)[投票]
★3夥しい靴音、犬の吠える声、工場の作業音、等々の騒々しさと、一瞬一瞬の出来事を追って動き回るカメラワーク。紙幣偽造の技術的な細部より、運不運が突然に一転するユダヤ人の運命の混沌ぶりに、観客の目と耳を呑み込むパワフルな演出が主眼の作品。 [review] (煽尼采)[投票]
★3贋札なんて珍しいネタを扱っていながら、今までたくさん観た戦中ドイツ映画とほとんど一緒に見える。 (ドド)[投票]
★3優遇されるユダヤ人と、優遇されないユダヤ人。勝手な都合で建てられたつい立に選別の不条理を示している。しかし、ナチを描くには軽薄すぎる主人公氏。 (夢ギドラ)[投票]
★3原作とは主人公が変わっているのが影響したかどうかは分からぬが、視点が若干拡散してしまったような印象。[シャンテ・シネ2/SRD] (Yasu)[投票]
★3ナチスが収容所で偽札を作っていたというのは知らなかったが、映画で見るとなるほどそれぐらいしていただろうなあ、というのがまず感想です。同じく北朝鮮でも国家ぐるみで偽ドル札を作っているぐらいだから、、。 [review] (セント)[投票]
★2歴史の暗部を描いたものであり興味深い内容だが、正直ナチのユダヤ人迫害ものに食傷気味だ。題材だけに難しいかもしれないが、もっと見せ方に工夫するかドキュメンタリータッチにするかして欲しかった。 [review] (CRIMSON)[投票(1)]
★2戦争の禁忌など、いざ始まってしまえばそれほど気にもむ必要もないことだ。ドイツは依然としてユダヤ人に関する自らの過ちを詫び続けているようだが、当の約束の地に辿り着いた民族は今日もパレスチナの無辜の民人を虐殺し続けていることが頭から離れず、全くこの特別待遇の男たちに同情する気になどなれなかった。 [review] (水那岐)[投票(1)]
★2てゆーか、これは歴史の捏造、人間の偽造だ。ここまでやられると腹が立つ。映画も地に堕ちた。 [review] (G31)[投票(1)]
Ratings
5点1人*
4点23人***********************
3点27人***************************
2点4人****
1点0人
55人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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