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隠された記憶 (2005/オーストリア)

Caché
Hidden

[Drama/Thriller]
製作総指揮ミヒャエル・カッツ / マルガレート・メネゴーズ
製作ファイト・ハイドゥシュカ
監督ミヒャエル・ハネケ
脚本ミヒャエル・ハネケ
撮影クリスティアン・ベルガー
美術エマニュエル・ド・ショヴィニ / クリストフ・カンター
衣装リジー・クリストゥル
特撮フィリップ・ユバン
出演ダニエル・オートゥイユ / ジュリエット・ビノシュ / モーリス・ベニシュー / アニー・ジラルド / ベルナール・ル・コック / ワリッド・アフキル / レステル・マクドンスキー / ダニエル・デュヴァル / ナタリー・リシャール / ドゥニ・ポダリュデス / アイサ・マイガ
あらすじ文学評論家のジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)のもとに、ある日1本のビデオテープが送られてきた。差出人の名前はない。テープの内容は、ジョルジュの家の前をただ撮影しただけのものだった。いたずらにしては気味が悪い…。ジョルジュと妻・アンヌ(ジュリエット・ビノシュ)は訝しがるが、やがて2本目、3本目のテープが届くに至って、ジョルジュは送り主の心当たりを必死に探し求める。それは、自らの幼い過去の記憶へとつながっていた…。[119分/カラー/アメリカンヴィスタ] (Yasu)[投票]
Comments
全26 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ハケネ曰く、先進国に生きる者は誰も後進国への罪意識を心のなかに抱えている。「疚しさとは何かと思っていました。これで判りました」。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5メルシィ!人生のアイツか!と最初はニヤニヤして観てたんですが、なんとも気持ち悪い映画ですね。犯人探しはもうあきらめました。登場人物の中にカメラを置けるような人物がまるで浮かび上がらないもん。 [review] (ギスジ)[投票]
★5ジュリエット・ビノシュ出演といっても、もはや何のアピールにもならないほど“フレンチ感”がなくなってしまったが、やはり映画は監督次第だと思った。 [review] (MM)[投票]
★4所在不明の悪意に晒されて。 [review] (くたー)[投票(6)]
★4嘘とトラウマが炙り出され、関係性の仮面を破壊される時、崩壊状態こそが「日常」となる。しかしそのささくれた自覚に立たされた上で、再び「監視」されたまま「平穏な日常」に差し戻される地獄。「視る」という暴力へのサド的快感の共有と、「視られる」ことへの「疚しさ・罪悪感」に起因する嫌悪を観る者に同時に強いる定点カメラのサディスティック。逃がすまいと観る者を絡め取るハネケの加虐趣味的シミュレーション。 [review] (DSCH)[投票(3)]
★4ていねいにていねいにつくって、あとは投げ出す。こういう手法、わたしは好きです。 (カフカのすあま)[投票(3)]
★4ドグマ映画でもないのに音楽が全くない。結構それが観客に苦痛を強いるものだと初めて分かった。というのはこの手の映画では満員に近い館内だったので、咳一つ出来ないのだ。 [review] (セント)[投票(2)]
★4一瞬、息が止まった。 (あちこ)[投票(1)]
★4子育ては難しい。[シネマメディアージュ2 (フランス映画祭2006)/SRD] (Yasu)[投票(1)]
★4何というか、何回も見返して、その緻密さを確認したくなるような映画でした。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★3それぞれの息子、二人。 [review] (らーふる当番)[投票(2)]
★3「扉」の内/外の劇。個室、エレベーター、トイレ、等々で際限なく繰り広げられる、他者の排除、或いは逆に、一所に他者と閉じ込められることを巡るサスペンス。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3犯人がわかりにくいのは、できるだけ犯人そのものの存在を否定したかったからだろう。 [review] (おーい粗茶)[投票(1)]
★3隠し撮りと本編画質の差異を保持できない緩慢な視感覚が恒常化したとき、結果として醸成された偏在する監視への覚悟と耐性が感受性を収束し、コテコテの恐怖映画を語る土壌がようやく出来上がる。ジャンルムービーを形象化しないと処理できない文芸脳の喜びと悲しみである。 (disjunctive)[投票(1)]
★3いわゆるジャンルとしての「ホラー」は、これはあくまで現実から離れた非日常であるということが強調され、一種の安心感が担保されている。それに対して、日常と地続きの悪意や悲惨さを描くミヒャエル・ハネケ作品は、観ていて本当に不気味で怖い。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★3アレでもなく、ソレでもなく、 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票]
★3作品の意図を認めるものの、結果として面白くない。「面白い映画は目指してない」と言われれば返す言葉も無い。★2.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★3なんでここまで念には念をいれ、思わせぶりに構成しなくちゃならないのか。ハネケの意地の悪さが、まったく悪いほうに転んでしまった作品としか思えない。 (worianne)[投票]
★2ビデオテープと長回しの不幸な関係 [review] (バック・フィーバー)[投票(2)]
★2異常なまでにやきもきさせられ…かと思いきや、劇中に張り巡らされた投げっぱなしの謎の数々には頭痛を抑えられない。じわじわと事件の背景が絞り出されていく展開は秀逸で、暗い気持ちになることがこの作品における感動か。でも正直、複雑な心境。 (ナッシュ13)[投票(1)]
★2隠されすぎていて、分かりづらい。 (アリ探し)[投票]
★2ビデオのシーンが長く、眠気を誘うが、衝撃的なシーンもあるので注意。最後には、頭に???が残る映画。 (NAO)[投票]
★1ま、ハネケとは友だちになりたくないな。 [review] (ぐるぐる)[投票]
Ratings
5点7人*******
4点21人*********************
3点23人***********************
2点10人**********
1点2人**
63人平均 ★3.3(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
対テロ戦争とイスラム主義 (袋のうさぎ)[投票(15)]2018 BBCが選ぶ21世紀最高の100本 (けにろん)[投票(8)]
<極私的POV>実は見た目と違うんです (くたー)[投票(4)]
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