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昼顔 (1966/)

Belle De Jour

[Drama]
製作レイモン・アキム / ロベール・アキム
監督ルイス・ブニュエル
脚本ルイス・ブニュエル / ジャン・クロード・カリエール
原作ジョゼフ・ケッセル
撮影サッシャ・ヴィエルニー
美術ロベール・クラヴェル
衣装イヴ・サンローラン
出演カトリーヌ・ドヌーヴ / ジャン・ソレル / ジュヌヴィエーヴ・パージュ / ミシェル・ピコリ / ピエール・クレマンティ / マーシャ・メリル / ベルナール・フレッソン
あらすじ青年医師であるやさしい夫を愛してはいるが肉体的なヨロコビにおいては満足していない妻、セヴェリエーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)。しばしば性的妄想に耽っていた彼女は、ある日、女友だちから高級売春宿の存在を教えられる。やがてセヴェリエーヌは「昼顔」という名でそこで働きはじめ(もちろん夫にはナイショでーす)、その上品で貞淑な美貌のため、たちまち人気者となっていくが…。ブニュエルがドヌーヴとコンビを組んだ第1作、100分。最初、ブニュエルを理解できなかったドヌーヴは「何故こんなことをしなければならないのか分からない。」とスタッフに漏らしていたそうで、「ブニュエルが命じたとおりに振る舞うことです。」と説き伏せられたとのこと…。 (tredair)[投票(5)]
Comments
全49 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ちなみに、これが僕のブニュエル翁初体験、中学三年生。ビデオを手に取った理由は淫靡そうな粗筋にあり、勿論、その期待は大きく裏切られることになりますが、→ [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(2)]
★5ラストの5分でブニュエルは原作者、観客者、スタッフを裏切る。「今までの物語は単なる妄想なのよ」と。これが分からないとこの映画にだまされたままだ。 [review] (セント)[投票]
★4いきなり「ええっ!」という始まり方でびっくりしたけれど、その表現も含めてイメージしていたよりものすごく上品なまま進んでいく。 [review] (なつめ)[投票(7)]
★4ブニュエルの妄想シーンが大好きなだけに、ドヌーヴがなぁ…。 [review] (tredair)[投票(5)]
★4子供の頃からイイ子ちゃんでいると、親が期待しはじめます。そうなると、期待に応えないと悪いのかなぁと思って行動する羽目に。でも実は自分の本意じゃないから、時々いだかれた虚像や目の前の物事を無性に壊したくなる。(ちょっと気持ちわかるぞ。ヤバ) (Linus)[投票(4)]
★4ブニュエルが与える幻想と、『昼顔』のドヌーヴに持つ我々の幻想 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★4暖色の印象的な絵画的画面と、けして下世話にならない上品さ。不安と願望と集団意識、何気ない記憶の断片から構築される物語はまさにシュルレアリスムの正統か。(この年、シュルレリアスムの提唱者アンドレ・ブルトンが死んでいる) (町田)[投票(3)]
★4素晴らしくフォトジェニックな画面の連続。馬車、馬車の鈴の音。ピエール・クレマンティの狂気がいい。仕込み杖も面白い。 (ゑぎ)[投票(3)]
★4人妻ホテトル嬢は日本では大塚・鶯谷が主流だが、いまだにドヌーブのような方にお会いした事は無い。 (sawa:38)[投票(3)]
★4主人公の持つ幼少時におけるトラウマに起因した性的コンプレックスを軸に据えれば、夫に対する妻としての劣等感に苛まれ、妄想へと逃避する哀れな女性の姿が浮かび上がる。 注目すべきは、夫の友人の存在である。例えば、紳士然とした社会的地位ある人々が娼婦を相手に堕落しきった姿を見せる中、彼が娼館で見せた品格の高さと娼婦たちから愛され、そして尊敬される姿はどうだ。 [review] (田原木)[投票(2)]
★4なんとも含みを持たせた脚本である。ということを再見して知った。 凱旋門・シャンゼリゼ・カフェテリア・シトロエン・ドヌーブ、とパリの雰囲気濃厚なフランス映画。昔観た時ピエール・クレマンティが怖かったが、今観たらやっぱり怖かった。 [review] (トシ)[投票(2)]
★4ドヌーブが自分の心と体が乖離している状態を、表情や仕草で上手に演じていました。彼女が見てくれだけの美人女優じゃないことが分かった。 [review] (ゆーこ and One thing)[投票(2)]
★3大塚あたりの人妻ホテトルでは、オムツ替えプレイとかしてくれるそうだ。夕刊紙の風俗欄を必死で見てしまうのは、あわよくば私もバイトしようとしているから。 (りかちゅ)[投票(4)]
★3女にとって最高のセックスは想像上のレイプである? [review] (超伝動エネルギー貯蔵)[投票(3)]
★3自分の妄想を好みの女に押し付けたもん見せられてもなぁ。当人はそうとう発散できただろうけど。 (mal)[投票(3)]
★3人妻の悶えは別にそれはそれでいいんだが、売春の意義が最後まで理解できなかった。 (ユリノキマリ)[投票(2)]
★3う〜ん…フランス映画って感じ。見終わって「だから、何だ?」ってな話だが、飽きさせず最後まで見せるのだから、ある意味凄い。カトリーヌ・ドヌーブは、まだ痩せてるし綺麗。やっぱりフランス映画は、雰囲気を楽しむ物なんだなぁと、改めて実感。['06.3.27VIDEO] (直人)[投票(2)]
★3妄想シーンの生々しさはホラー映画のショックシーンすら凌駕する。 (氷野晴郎)[投票(1)]
★3「昼は淑女のように、夜は娼婦のように」という決まり文句を裏返しにしたような倒錯的世界。倒錯、或いは逆説は、この映画の首尾一貫した論理である。白昼、黒い衣装に身を包み、黒眼鏡で顔を隠すセヴリーヌは、女の形をして歩く夜の闇だ。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3男たちが鞭打ったり泥投げたりするのを観ていると、確かに官能的な気分にもなるのだが、それ以上に「なんか罰ゲームみたい」とも思った。 (ダリア)[投票(1)]
★2特に可も無く不可も無いが、日本ではワイドショーのネタにしかならない人妻娼婦も、フランス映画で見るとそれなりに意義のある、かつお洒落なものに見えてしまう。「それもいいんじゃないの」と思ってしまう自分が怖い。 (プープラ)[投票(3)]
★2一途に夫を愛すべき! (ネココ)[投票]
Ratings
5点17人********.
4点77人**************************************.
3点65人********************************.
2点11人*****.
1点0人
170人平均 ★3.6(* = 2)

[この映画が好きな人]

POV
四方田犬彦が選ぶ、「世界映画史の113本」 (バーボンボンバー)[投票(18)]ブニュエル翁に煙にまかれて (tredair)[投票(14)]
ヴェネチア国際映画祭作品賞(金獅子賞)受賞リスト (ハイズ)[投票(13)]花の名前 (tredair)[投票(12)]
悪女の系譜 -femme fatales- (muffler&silencer[消音装置])[投票(9)]バイブル (けにろん)[投票(8)]
ディア・ドクター (ぽんしゅう)[投票(4)]見えたからどうなんだ(^^;) (まご)[投票(2)]
シンプル・イズ・ベスト…か? (ユリノキマリ)[投票(1)]娼婦たち (さなぎ)[投票(1)]
美術・セット・衣装に乾杯!! (ルクレ)[投票]語らせたら天下一品 (まご)[投票]
Links
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