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タルチュフ (1926/独)
Herr TartüffTartuffe
[Drama]
製作 | エリッヒ・ポマー |
監督 | F・W・ムルナウ |
脚本 | カール・マイヤー |
原作 | モリエール |
撮影 | カール・フロイント |
美術 | ロベルト・ヘルルト / ヴァルター・レーリッヒ |
音楽 | ジュゼッペ・ベッチェ |
衣装 | ロベルト・ヘルルト / ヴァルター・レーリッヒ |
出演 | ヘルマン・ピヒャ / ローザ・ヴァレッテ / アンドレ・マットーニ / ヴェルナー・クラウス / リル・ダゴファー / ルチー・ヘーフリッヒ / エミール・ヤニングス |
あらすじ | 偽善を働く家政婦に騙されて、財産を家政婦に譲ってしまおうとしている老人がいた。老人には俳優をやっている孫がいたが、財産を狙う家政婦に偽りの不行跡を吹き込まれて、すっかり信用をなくしていたのだ。そこで孫は家政婦の偽善を暴くべく一計を案じる。それは映画の興行師に変装して祖父の家を訪ね、そこである映画を上映して見せるというものだった。そしてその映画こそは、偽善を働く似非聖職者タルチュフがその悪事を暴かれる映画、「タルチュフ」だった。モリエールの戯曲を、映画中映画という入れ子構造の手法で映画化したムルナウの作品。〈71分〉 (鷂) | [投票] |
観客に話しかける主人公。変装した彼が投射する劇中劇。そこに映し出される偽善者=善人を演ずる人。それは映画が「演技し始めたこと」の宣言のようにも写る。エミール・ヤニングスの非パントマイム的視線の演技には脱帽。あんた今観ても面白いよ!劇中劇中の、丸くカーヴする階段、扉の造型にも目を見張るものがある。 [review] (町田) | [投票(1)] | |
外側の映画のなかで別の内側の映画が上映される。外は強烈な面相のローザ・ヴァレッティや仕掛け人が変装したり観客に語りかけるアップが交錯する「顔面」の映画。中は豪奢な屋敷を怪しげなエミール・ヤニングスと住人らが右往左往する「空間」の映画だ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
モリエールの戯曲を映画中映画としてもってくる構成は趣向として悪くはないと思うけれど、プロローグとエピローグの現実世界が少々教条主義的。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
素晴らしい映画を作る孫の才能を見抜けなかったとは、やっぱりじいさん・・・。 (24) | [投票] | |
複雑な現実を一方的な視点から裁断しており浅墓な印象。美術は素晴らしく、グロテスクに大きな呼び鈴のベルがいかにもサイレント映画の小物で異常に印象に残る。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
Ratings
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計 | 9人 | 平均 | (* = 1)
POV
映画の教科書〜サイレント再考 (くたー) | [投票(22)] | 就職先、映画業界とりあえず希望 (ぽんしゅう) | [投票(12)] |
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