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この世の外へ クラブ進駐軍 (2004/)

Out of This World

[Drama]
製作椎井友紀子
監督阪本順治
脚本阪本順治
撮影笠松則通
美術原田満生
音楽立川直樹
衣装岩崎文男
出演萩原聖人 / オダギリジョー / MITCH / 松岡俊介 / 村上淳 / 真木蔵人 / 池内万作 / 前田亜季 / 高橋かおり / 大杉漣 / 哀川翔 / ピーター・ミュラン / シェイ・ウィガム
あらすじ戦場で、空から爆撃機が降らせた幾百枚のビラ…。軍楽隊出身の広岡健太郎(萩原聖人)はそれで終戦を知った。そして1947年、日本。アメリカ進駐軍の兵士たちの慰みのために、健太郎は再びサックスを取り、「ラッキー・ストライカーズ」の仲間たちとともに舞台に立った。シロウトに毛の生えたような演奏ながら、聴き入る米兵たち。だが、その舞台に有無を言わせず上がり、サックスをプロ級に吹きこなして「ジャップの猿どもめ」と毒づいた兵士リード(シェー・ウィガム)がいた。ここから彼と健太郎との奇妙な交流が始まってゆく。〔松竹/123分/カラー/ヴィスタ〕 (水那岐)[投票(1)]
Comments
全21 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4つい先日見た『アカルイミライ』で注目のオダギリジョーが、一転、今度は爽やかな青年役を好演。メンバーが、バーで肩組んで歌う場面や、審査員の前で、変にニヤけて演奏する場面などが笑えた。戦後の暗さを吹き飛ばす「明るさ」がいい。彼らの存在感が、浮いた感じもあるし、もっと彼らを掘り下げても良かった気もする。けれど、これでいいのかもしれない。「ジャズ」のリズムで、物語全体が心地よく軽やかに包まれた物語だ。 (ことは)[投票(2)]
★4終わったものと終わらないもの。混濁とした戦後の街の人の、ラッキーストライカーズの、まにまに流れゆく音楽。奏でるジャズのごとく、出来事はただ流れゆくのみ。更に深く斬り結ぶようなエッジが、楽団の中に欲しかった。シャレのパートは、哀川翔アニキのパートのみで充分。 (chilidog)[投票(2)]
★4悲惨さを押し出して描く戦争映画よりよっぽど芯のある反戦映画。 [review] (みか)[投票(1)]
★4武器より楽器なんだよ!!!!! ってセリフにガツンときた。オダギリジョーが好演。個人的に村上淳がスキ。それなら☆4つあげちゃおう。 (あちこ)[投票]
★4この映画はあまり知られていない(というかプロモートに力を入れられなかった)ようだけど、隠れた名作ですね。劇中繰り返される多くの葛藤は、現在もなおニッポンにおける大きな課題のような気がした。私も未成年のころは、ラッキーストライクがかっこいい煙草だと思っていた時期があったなぁ。 (はっぴぃ・まにあ)[投票]
★3心地よい軽さ。それは諸刃の剣でもある。 [review] (水那岐)[投票(4)]
★3ジャズという題材は悪くないが、プロットの視点が絞り切れていない。惜しい。[千代田区公会堂 (試写会)] [review] (Yasu)[投票(3)]
★3この群像劇、各人の描き込みは決して浅くは無い。丁寧ですらある。だが、あまりにも多くの群像を「なぞった」が故に一本の作品としての焦点はまったく定まらない。以下、散文・・・ [review] (sawa:38)[投票(2)]
★3期待を抱かせる題材だが・・・盛り上がりに欠けるし、インパクトも乏しい。主題も曖昧だ。 (RED DANCER)[投票(2)]
★3ひとを殺しに行くためには「国歌」という国家の、そして殺されに行くためには「ダニー・ボーイ」という母なる無垢な愛の後ろ楯が必要なのだ。戦争を知らない世代である阪本順治が描く殺し殺されることによって個人が受ける心の傷のイメージに共感する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3敗戦直後の街並みのセットなど、美術は秀逸。だからこそ、脚本にもこだわって欲しかった。 [review] (ダリア)[投票(2)]
★3見所を持ったカットが随所にあって、阪本順治はやはり現代日本屈指の演出家だと了解するにはじゅうぶんだ。語りと芝居の生硬なことは否めないが、そこには誠実さが透けて見える。とまで云ったら贔屓が過ぎるか。しかし女性の扱いは半端だ。ホモソーシャルに閉じる安易さを拒否したのは志の高さゆえだが。 [review] (3819695)[投票(1)]
★3オダギリジョーが空気の読めない青年を好演してたけど、実は萩原聖人が一番空気読めなかったのかもしれない。 わざわざ英語の歌詞を歌わないでも、サックス吹くだけで十分伝わると思うのだ。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★3戦後の物語にしては、少し軽く描かれている感じが逆に良さになっている。ただやはりその時代の人達に見えない風貌はわざとなのだろうか。 (わわ)[投票(1)]
★3一言で言うと、観るより、聴いて感じる映画。 庶民感覚で音楽の豊かさを表現した作品。戦後のパワーをあまり感じさせないのは狙ったのでしょうか? [review] (スパルタのキツネ)[投票(1)]
★3好きな題材なんだけどなあ。阪本の思いが僕らに伝わらなかった感が強い。最初から浮き気味なんだよ。あまりにレトロ過ぎるのか、また演技も空回り気味で、戦争とジャズと人間という主題が前面に出なかった。 [review] (セント)[投票(1)]
★3なんつーか、ホントにこんな題材、映画にしたかったの?と思った。 (kenichi)[投票]
★3表現の仕方は人それぞれ。戦争をテーマにした映画は考え深いものがある。深い言葉にならない気持ちがあるからこそ、それを万人に分かるように映像で表現するのは難しいだろう。思いテーマを隠す為コミカルをよそおうキャラクターや会話がちょっと目立ったのだろう。 (guriguri)[投票]
★3これは阪本順治による言葉足らずな反戦映画だ。俺達はこの世の外へ行けたのか?しかし大阪から外へ出たのは正解だったか? [review] (ペペロンチーノ)[投票]
★2時代を見る監督の視点は良いのだが、それがうまくはまってないのが問題。 [review] (甘崎庵)[投票]
★2折角の舞台設定(敗戦後の進駐軍クラブ)と題材(JAZZ)があるのに何も産み出せなかった失敗作。2.7点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
Ratings
5点0人
4点6人******
3点20人********************
2点5人*****
1点0人
31人平均 ★3.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ビバ!ミュージシャンシップ (Yasu)[投票(5)]僕流偏愛邦画傑作選 (ことは)[投票(4)]
【つぐみ】の魅力 (ことは)[投票(4)]
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