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小さな中国のお針子 (2002/中国)

Balzac et la petite tailleuse chinoise
The Little Chinese Seamstress

[Drama/Comedy/Romance]
製作総指揮ベルナール・ローラン / ワン・プーチアン
製作リズ・ファヨール
監督ダイ・シージエ
脚本ダイ・シージエ / ナディーヌ・ペロン
原作ダイ・シージエ
撮影ジャン・マリー・ドルージュ
美術ツァオ・チェウピン
音楽ワン・プーチアン
衣装トン・ホアミアオ
出演ジョウ・シュン / チェン・クン / リィウ・イェ / ワン・シュアンパオ / ツォン・チーチュン / ワン・ホンワァイ
あらすじ1971年の中国。文化大革命のさなか、「反革命分子」を親に持つ若者達が、次々に山村に送られ、「再教育」の名のもと、労働を強いられた。マーとルオの二人も、険しい山々がそびえ立つ鳳凰山の村へとやってきた。彼等は持ってきた本を「反革命の証」といわれ焼かれた。そして農作業や鉱山の運搬など、厳しい労働をさせられるのだった。そんなある日、仕立て屋の老人がやってきた。美しい孫娘「小さなお針子」と一緒に・・・。 (プロキオン14)[投票]
Comments
全30 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5村の背景に、ポッカリと穴の開いた岩の先には、彼女と彼等の未知の可能性がある [review] (peaceful*evening)[投票(7)]
★5あの風景、音楽、お針子と少年2人の瑞瑞しい美しさが印象的。知識は人間を成長させ、世界を変えていくチカラとなる。 (わわ)[投票(1)]
★5映像は美しく、若い役者の3人がとても映えてましたね [review] (カノリ)[投票(1)]
★4思想文学は毒(危険)と考え禁止した文化大革命はある意味正しい。でも禁止したからといって毒素が薄れるわけでなく、かえって濃縮されてしまう。思想に触れることは刺激が強いと自由を失うことにもなる。そんな文革を若者3人の恋心と共に描いた作品。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(2)]
★4ウンコと香水という相反するアイテムを効果的に使っているのがポイント高い (TOMIMORI)[投票(1)]
★4みずみずしい青春がここにある。中国版「冒険者たち」だね。この男2人+女1というパターンは永遠の恋愛映画です。余裕が感じられるね。本によってその人の人生が変わることもあれば、痛い人生を経験することで人間はさらに優しくなれるもんなんです。 (セント)[投票(1)]
★4まず撮影が素晴らしい。中国奥地の風景だけでなく、人物(特にジョウ・シュン)の美しく撮られていることよ。観終わった後に感じる「失われたものへの感傷」もいいね。[Bunkamuraル・シネマ1/SRD] (Yasu)[投票(1)]
★4下放を体験した原作者=監督による下放政策の回想で辛辣。温い両論併記を観せてもらう映画ではないし、お針子だから手籠めだろうといういい加減な展開の映画ではさらにない。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4情熱に突き動かされるままに欲し、吸収し、動かざるを得なかった3人の、避けることができなかった青春の物語。 [review] (ムク)[投票]
★4やはり製作がフランスってコトで、上品に官能的。それに美しい原風景に見とれてしまった。3人の男女が皆魅力的。 [review] (プロキオン14)[投票]
★3モーツァルトの「毛主席を想って」!!・・・ぷ!ヤマダ君、ルオに座布団1枚ね! [review] (Shrewd Fellow)[投票(3)]
★3決して劇的ではないが、3人の前におとずれる出来事に、こちらまで引き込まれる。だけに描写の薄さが気にかかる。↓ [review] (chilidog)[投票(2)]
★3氾濫する文化や娯楽に麻痺する私たちにとって、知識への渇望はある意味逆カルチャーショック。寒村を舞台にしてサラサラっと流れていく普遍的ストーリーは、良くも悪くもまさしくフランス風電影。 [review] (アルシュ)[投票(2)]
★3おもしろいかと訊かれると首をひねるむきもあるが、雰囲気のある映画ではあった。雄大な山岳の谷間に響くバイオリンの音色。外国小説の朗読に美しい刺繍が彩りをそえて、ノスタルジックな恋と友情が徐々に育まれていく過程をやわらかく包んでいる。 (よだか)[投票(2)]
★3文革直後の中国で『Jules et Jim』。それにしても画になる道だ。 (立秋)[投票(1)]
★3一言で言えばオリエンタリズムの映画。此岸(現在・西洋)から彼岸(過去・東洋)を眺めやる視線の映画。そこには願望の投影された美しさはあっても、勿論のこと、切実な希望や絶望の呻きはない。 [review] ()[投票]
★3二人の青年は、いったい文革に何を見たのだろう。純朴な山の少女に与えた希望が、彼女が被った苦痛に勝るとでも思っているのだろうか。全てを美しい想い出として水底に沈め、郷愁に帰してしまうなど愚の骨頂。男の私が観ても、男の身勝手さがつくづく嫌になる。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★3「僕たちの失敗」(?)っていうところですか。 (KEI)[投票]
★3ジャン=マリー・ドルージュによるいかにも現代ヨーロピアン映画的な美しさを示す撮影は文革時代の中国の山村には不釣合いだが、必ずしも文革時代の暗さを扱ったわけではないこの映画に描かれる普遍的な青春の像はそれによって明瞭な輪郭を与えられている、とも云える。が、俳優の頑張りが足りない。 (3819695)[投票]
★3実際の中国の田舎はもっと泥臭い。『山の郵便配達』といい、ちょっとフィルター通しすぎなのが気になる。 (ゆの)[投票]
★2当時の世相を絡めて青春の一片を描いてはいるのだが、画面からは、都会育ちの青年二人が田舎に行って様々な体験をする「ウルルン滞在記」のようにしか見えないのが悲しい。ありのままの山奥の山村のロケーションは、それなりに目を見張るが…。 [review] (TOBBY)[投票(2)]
★2大人社会への反逆は若者の常だけれど、これは大した悩みも屈折も煌めきもない、平凡な青春映画。バルザックやフローベールで反逆者気分が味わえるなら気楽かな、とも思い、逆にその程度のことが冒険になる文革時代の窮屈さはよく判るが…。 (水那岐)[投票]
Ratings
5点8人********
4点19人*******************
3点29人*****************************
2点3人***
1点0人
59人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
千変万化!職業別で見る配役〜女優編〜 (TOBBY)[投票(10)]特集!シーンの綺麗な映画たち (makoto7774)[投票(6)]
地名がついた映画たち。 (TOBBY)[投票(5)]中国四大美女 (カノリ)[投票(2)]
私好みの中国&香港映画 (にゃんこ)[投票(2)]文革 (カノリ)[投票(2)]
映像が素晴らしい (TOBBY)[投票(1)]
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