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御用牙 かみそり半蔵地獄責め (1973/)

[Action]
製作勝新太郎 / 西岡弘善
監督増村保造
脚本増村保造
原作小池一雄 / 神田たけ志
撮影宮川一夫
美術太田誠一
音楽冨田勲
出演勝新太郎 / 黒沢年男 / 西村晃 / 佐藤慶 / 稲野和子 / 小松方正 / 相川圭子 / 宗田政美 / 草野大悟 / 蟹江敬三 / 岸田森 / 稲葉義男 / 高木均
あらすじ手段を選ばない豪腕で知られる、かみそり半蔵こと北町奉行所同心・板見半蔵(勝新太郎)は、全裸で棄てられた女の死体を発見。流行の「子おろし」と関係ありとにらんだ半蔵は、手下の鬼火(草野大吾)とマムシ(蟹江敬三)を従えて管轄外の子おろし寺へと乗り込んだ。 やがて捜査の行く手には、大久保山城守(小松方正)の用心棒・御子柴(黒沢年男)や盗賊・庄兵衛(佐藤慶)の影が見え隠れし始める。SMまがいの拷問と、鍛えぬいた男根を武器に体制の腐敗を暴く、小池一雄作・神田たけ志画の劇画「御用牙」の映画化第2作。脚本・監督は増村保造。撮影は宮川一夫。(89分/カラー/シネマスコープ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全6 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5扱うテーマの特異性に劣らぬ確かな演出力を備えているのがパゾリーニであり増村である。ミステリ時代劇の快作。モチロン、勝新の魅力も満載。彼こそが日本一のピカレスクダンディであることに疑いはない。 (町田)[投票(1)]
★4江戸のハリー・キャラハンとでも呼ぶべき半蔵の捜査ぶりは、その徹底した反犯罪、反権威、反権力、反組織ぶりと増村の丁寧かつ大胆な演出で本家『ダーティー・ハリー』をも超越する。度が過ぎる男根至上主義は、ちょっと陳腐で鼻につくが快作には違いない。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4前作に比べ、ストーリー重視のまともに面白い捕物控になっている。その分、作品のアナーキー度が薄まったのは残念。SM色が濃いのは『盲獣』も手掛けた増村保造の嗜好? [review] (AONI)[投票(1)]
★4なんてったって、撮影がいい。台詞がいい。そして、勧善懲悪なんてくそ食らえ、というやんちゃさがいい。回りの役者の「演技を見せてます」って演技を風のように受け流す勝新の何気ない存在感がいい。勝新って日本のジャック・ニコルソンみたいな存在だったんだなー、としみじみ思った。 (エピキュリアン)[投票]
★3こんな無茶苦茶な演出してても、ちゃんとテーマが社会派なのが増村監督らしさって奴? (甘崎庵)[投票]
★3終盤、納屋の内部の暗い人影と外部の町奉行たちを明るく照らして縦構図で収めたカットなど宮川一夫の仕事はここでも見応えがある。また、こんな漫画的キャラを違和感なく演じられる勝新の魅力。B級を突き抜けた傑作、とは思わん小ぢんまりとした出来だが、退屈はしない。 (赤い戦車)[投票]
Ratings
5点1人*
4点4人****
3点8人********
2点0人
1点0人
13人平均 ★3.5(* = 1)

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