「日本映画興行収入 暦年ベストワン作品一覧」(寒山拾得)の映画ファンのコメント
戦争と人間 第1部・運命の序曲(1970/日) |
テレビドラマにした方が良い素材だけど、テレビじゃここまで金遣えない。痛し痒し。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] | |
時代のうねりと新興財閥の家系を巡る物語は躍動に富み骨太で、観応えがある。佐藤 勝の音楽に乗って錚々たる顔ぶれが並ぶ導入部からにして、丸で緒戦から快進撃を始める大日本帝國を観るかのようだ。附言するなら浅丘ルリ子が見事。彼女以外にこれを演じられる女優は思いつかない(浜 美枝?否々)。 (死ぬまでシネマ) | [投票] | |
同じ五味川原作でも東宝色強い『人間の條件』が文芸調なら日活のこれは講談。ハッタリ親爺薩夫節も新劇系の伍代ファミリーにはフィットしてもルリ子や英樹や裕次郎の明朗さとは合わない。大陸浪人の三國は突出した怪演。 (けにろん) | [投票(2)] |