★3 | メン・イン・ブラック2(2002/米) | 全員がヤル気なさそうに演じているのが笑える。しかし、その笑いが本編ではなく裏を考えながら、というのは寂しい。毒婦型ララ・フリン・ボイルも素顔は元気なお姉さんなのだろう。ちょい役のエイリアンたちのエピソードがもう少し詰まっていればもっと楽しかったのに。 | [投票] |
★4 | スパイダーマン(2002/米) | 元が人気コミックだということを終始念頭において作ったのがわかる。コミックファンの罵倒だけは避けたかったのだろう。そう思えばコミカルな動きもお遊びも納得。デフォーが散々苦悩しているのに主人公が全然悩んでいないとかその他気にすればキリがない。マンガですマンガ。 | [投票(3)] |
★3 | トゥームレイダー2(2003/米=独=日=英=オランダ) | ああ、わかった。このシリーズの弱点は無理やり各国に旅行させられている気分なんだ。自分はもっとこの地でのんびりしたいのに、スケジュールびっしりのパックツアー感覚。物語を楽しんでいる暇なんかありゃしません。もっとも物語なんかありませんけどね。ゲームの方が面白いのは本作も同様。 | [投票(1)] |
★5 | ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド) | アラもある。続編前提の難もあるかも知れない。しかし、そんな些細なことはどうでもいいと思わせる力の方が圧倒的。斜視することなくこの映画に触れられ、そして素直に感動できた自分で良かった。未見の方、ビデオを待たずに是非大画面の劇場で。ニュージーランドの大自然が影の主役です。 | [投票(9)] |
★3 | 地獄の黙示録(1979/米) | 完全版にて初見。勝ち組の戦争なんてこんなもん、という皮肉な視点で描いたことには拍手を送るが、前半と後半のカラー&テンションの違いに戸惑う。結果、舞台が戦争である必要もなく、中途半端な一編に。批判ではなく私見を述べた作品だろうが、それも『フルメタル・ジャケット』には敵うべくもない。 | [投票(1)] |
★3 | パール・ハーバー(2001/米) | 噂の真珠湾攻撃シーンは見事としか言いようがない。しかし、残念ながらドラマが冗長。そこをもう少しタイトに見せてくれれば。史実云々はこの映画に関しては、はっきり言ってどうでもいい。いつも泣きを見るのは市井の人であるのはどこの国でも同じだ。それは戦争時、一方的な情報ばかりを植えつけられ、考えることを停止させられる軍人だって被害者なのだ。 | [投票] |
★4 | ギャング・オブ・ニューヨーク(2002/米=独=伊=英=オランダ) | 人間は動物であるということを教えてくれるニューヨーク。それは今でもたぶんあまり変わってない。 [review] | [投票(1)] |
★4 | ジュラシック・パークIII(2001/米) | 単純に面白かったです。「単純に」というのがポイント。小難しいこと一切なし。餌としての人間が逃げ惑うジェットコースタームービー。登場人物をもう少し掘り下げてほしかったけど、これはこれで。 | [投票] |
★5 | 猿の惑星(1968/米) | SF映画史上、空前絶後のオチ。困難かも知れないができればラストを知らずに観てもらいたい。小学生の時、予備知識なしに観てまさにラストで唖然させられた自分は幸せだった。あのときだけはテイラーの気持ちと同化できたはずだ。 | [投票(12)] |
★4 | X−メン(2000/米) | 敵も味方もそれぞれの戦闘理由にうなずけてしまうのが肝心。マイノリティに対する視点はいつも冷たい。さすがブライアン・シンガー、一筋縄ではいかない。意外にも奥が深い映画をつくってくれました。 | [投票(6)] |
★4 | チャーリーズ・エンジェル(2000/米) | 楽しい映画。頭からっぽにして見るべき。内容なんてないんだから。物語を堪能するのではなく、役者の動きを楽しむべき作品。遊び心に敬意を表して。キャメロンの尻フリに喜んでしまったけど、いいんですよね?それでも。 | [投票] |
★4 | ハムナプトラ2/黄金のピラミッド(2001/米) | ここまでマンガで見せ場ONLYだったら、笑って楽しんでしまうしかない。前作以上の悪ノリはこの場合正解。ここまでテンションあげていたら3は作られないはず。前作を観ているのがお約束、というのが徹底されているのはいただけないが、楽しませようという心意気に乾杯。 | [投票] |
★3 | マトリックス リローデッド(2003/米) | ブラックサバスのコンサート。今まで聴いた事もない大音量だったけど、それがずーっと続くものだから頭がぼーっとして途中で眠くなってきた。(当時のサバスは)好きだったからこそ3日連続で会場に通ったのに、やっぱり3日間とも途中で眠くなったのは何故?それとまったく似たような体験をこの映画で。 [review] | [投票(2)] |
★3 | チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003/米) | 盛りだくさんの見せ場を用意した心意気は買いたい。しかし、それはほとんどコスプレ博覧会のためだけであり、1行で語れるような至極単純なストーリーにとっては逆効果。「観客へのサービス」の意味を履き違えている。視覚に訴える以上のドラマを用意してくれないと映画とは言えませんぜ。 | [投票(2)] |
★3 | トリプルX(2002/米) | 頭を空にして単純に楽しむにはもってこい。観た直後に忘れていくけどね。主人公をもっとアクを強くして「ヤバイ奴」にしてくれればもう少しのめりこんで観られたのに。次回作はもっと悪くなっていてくださいな。(ただ、切れる奴にはどうしても見えないんだよなあ・・・) | [投票] |
★3 | M:I−2(2000/米) | 派手にはなったがドラマ性が希薄になったトム・クルーズのトム・クルーズによるトム・クルーズのための映画。ツッコミどころ満載。 | [投票(1)] |
★3 | トゥームレイダー(2001/米) | シーンの細切れはスピード感を失う。アンジェリーナを魅せる映画で、且つ吹き替えなしでやっているなら尚更。物語ももっと突っ込めば面白くなるのにあまりに説明不足。と、思うものの是非続編を作ってララのアイデンティティなどを深く掘り下げてもらいたい。設定は十分魅力的なのだから。 | [投票(2)] |
★3 | パッチ・アダムス(1998/米) | 頭がいい人というのは、いついかなる場合でも努力でそれを成し遂げられると信じ、且つそれを実現させてしまう人。天才で優しいなんて世界最強だけど、実話なんですよね、これ。こんな凄い人なら、ドキュメンタリーで観たかった。ロビンにはそろそろ白衣脱いで欲しい。 | [投票(2)] |
★2 | ザ・ビーチ(2000/米) | 非常に中途半端な作りが気になる作品。あれでは(彼らの言う)楽園に固執するという説得力に欠ける。結局監督は「この世に楽園なんかない」と言いたかったのだろうか。それじゃああんまりだ。 | [投票] |
★4 | ファム・ファタール(2002/仏) | 観客おいてけぼりでどんどん転がっていく内容に「ついていこう」と思わせてくれる展開は手練れ監督の面目躍如。最初から内面芝居を放棄しているのも気持ち良い。それでも期待が膨らんでいく分、安易なタネ明かしに「そんなことかよ」と思わず口に出てしまったことも確か。バンデラスって背、低いの? | [投票(1)] |