★4 | 大仕掛けな飛行船テロの面白さ(非道徳的な表現だが映画だからいいだろう)を引き出した、そこに至るまでのサスペンス演出(兵器の殺戮効果を無数の穴で表現するという画的説得力!)が見事。役者陣の異様なテンションの高さも本作には必要不可欠なものと擁護したい。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | ブラック・セプテンバーがミュンヘン・オリンピックでの事件を起こして5年後の作品。当時観ることが出来た人はその緊張感に酔いしれることが出来ただろう。羨ましい。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★3 | 意志が武器となった女テロリストの徹底的強靭。存在意義を復讐に託すベトナム帰還兵の虚ろな執拗。破壊には抹殺という組織論理を貫くモサド大佐の非情。暴力の遠因を作りながらお祭り騒ぎに狂騒する米国民の能天気。硬軟のギャップが骨太のサスペンスを支える。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | 70年代らしい地に足の着いた、乾いたタッチがたまらない。主役3人がまさにハマリ役と言える好演を見せる。 [review] (パピヨン) | [投票] |
★4 | 表情一つ変えずに人を撃ち殺していくマルト・ケラーにゾッとした。 (ドド) | [投票] |
★4 | ブルース・ダーン演じるアラブ過激派に加担するアメリカ人の描き方は原作に比べれば随分類型的だと思う。しかし、前半から中盤にかけてのサスペンスの盛り上げ方は一級品。とりわけ爆弾をテストする砂漠の格納庫のシーンは映画史上に残る美しいシーンだろう。本当に美しい。『レオン』の冒頭でもこのシーンがパクられている。 (ゑぎ) | [投票(3)] |