「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
愛の世紀(2001/スイス=仏) |
正直、実に素晴らしかった。 [review] (tomcot) | [投票(1)] | |
相変わらず老人の独り言めいた閉じた世界ではあるのだが、この画面・音の美しさにはやはり参ってしまう。すぐ慣れるであろう原色カラーよりも、モノクロ部の揺るぎない画面造型に心惹かれる。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
映画は「理解」するために見るものではなく「感動」するために見るものだという基本的なことを思い起こさせてくれる。何に感動するのか?それは「画面」と「音」(「テクスト」ではなく「音」)以外にない。どんなに新しいテクノロジーを使っても既存の枠組みの中で深さや美しさを志向するしかない諦念。この映画の悲痛な美しさには正直感動した。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
正直何も残っていない。絵画のような後半のカラーの他には。 (buzz) | [投票] | |
映画製作話に独善的モチーフを散りばめた閉じた世界は食傷するが、一方で困ったことに、この映画はとてつもない美しさなのだ。しかも終末観とでも言うような哀しみに覆われている。ドカエやヴィエルニの最高作に並ぶモノクロと原色デジカメの前衛。 (けにろん) | [投票(2)] |