「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
仄暗い水の底から(2001/日) |
全く怖くないし全く面白くない。 (赤い戦車) | [投票] | |
重く冷たく、圧し掛かるように落ちてくる水。巨大な廃虚に化けたマンション。極めつけに川井憲次メロ。 [review] (鷂) | [投票(6)] | |
日本の古いマンション。何とも面白みのない装置だ。だがエレベータだけは魅力的で特にその動きの緩やかさが映画的。それは被写体を露見させないという演出において機能しているのである。クラマックスで暴露された「それ」は全然怖くない造型だ。母性の演出に重きをおいているから仕方が無いかも知れないが。 (ゑぎ) | [投票] | |
終盤で情緒過多なメンタリティに陥り予想を超える展開にならぬ物足りなさがあるが、神経症的不安感の表現に於いてポランスキーやコーエンのレベルに迫ったと言えば誉めすぎだろうか。ともかく老朽マンションの美術やどしゃぶりの雨の効果など圧倒的。 (けにろん) | [投票(1)] | |
やりすぎとも思えるほどに老朽化したアパート。管理人まで老朽化している。この、崩壊寸前のような朽ちたシチュエーションと、母娘という主題との接合。「孤立」という恐怖と哀しみ。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |