「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
緋牡丹博徒 花札勝負(1969/日) |
加藤泰の作品は初めて。遮蔽物の使い方やローアングルなど大胆な作風に驚いた。プログラムピクチャーでこれだけ作家性が爆発してる映画も珍しい。 (赤い戦車) | [投票] | |
ジャンルのルーティーンの中でよくこれだけ独創性を発揮できるものだと思う。特に賭場のシーン。一見普通のバスト・ショットの連続なのだが、この照明・撮影での造形美は際立っている。恐れ入りました。 (ゑぎ) | [投票(2)] | |
良い意味で情を垂れ流すのが仁侠映画の約束事としそれを如何に厳格な様式をもって修飾するかという世界観の中では、これは同じ加藤の『明治侠客伝 三代目襲名』と並び双璧。好き嫌いはともかくこの峻厳さの前には納得し平伏すしかない。シリーズ最高作。 (けにろん) | [投票(1)] | |
豪快で荒々しい太刀捌きの高倉健とは対照的に、藤純子のドスを持っての立ち回りは実にしなやかであり、柔よく剛を制すのスタイルからは仄かな色気すら漂う。加藤泰の炸裂する美学も良し。ただ唯一の問題点は・・・ [review] (マッツァ) | [投票(3)] |