「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
カサノバ(1976/伊) |
カサノバへの愛着や優しさを感じさせない突き放した作りはらしくないが、とにかく凝った美術&衣装、それが堪能出来る派手な宴、絶倫対決など印象的なシーンは多い。 [review] (ドド) | [投票(2)] | |
悲哀に満ちている。 (とんとん) | [投票] | |
放蕩の果ての虚脱や狂乱が行き着く諦念といったフェリーニのお手盛りモチーフだが今更なので対象への無共感が滲み出る。サザーランドは原型を留めぬまでに上塗りされ、贅の限りのセット美術と人工世界の構築にのめりこむ。まるで年寄りのオナニーだ。 (けにろん) | [投票(1)] | |
性豪としての実力のほどを、覗き見という、映画的な欲望の許に晒すカサノバ。彼の性交のBGMを奏でるのがオルゴール=機械仕掛けというのがまた映画の暗喩を思わせる。彼の最後の愛人は、紛れもない真の愛人ということだろう。 [review] (煽尼采) | [投票(2)] |