★3 | 3度見直したが、やはりこれはヒッチコックの中では弱い。中盤証拠隠滅を図る下りまでは、行動が理屈を先行しているため良い。が、後半部は逆にまず理由があってそこから行動が起こる。そのため乗れない。また、本作は単純な切り返しが多く視点の豊かさに乏しい。本来なら画面上に「母親」が現れた瞬間『めまい』の一人二役のように目眩を引き起こさねばならんのだが、ここでは只のショックに留まっている。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 編集技術の妙。映画の教科書ですね。ラストは説明的過ぎるけど。 (_) | [投票(1)] |
★5 | 緊迫感に満ちた展開,焦燥感を煽るBGM…,ヒッチコックは,本当の怖さとはどういうものかよくわかっている。 [review] (ワトニイ) | [投票] |
★5 | お上品ポーズをかなぐり捨て、エロスと殺戮の扇情ショーに特化し心行くまでの技巧を注ぎ込む。キャリア最高のタイミングで産まれた願望の完璧な具現。モノクロ撮影や構成の断裂という逸脱までもが映画を神格化。生な情欲と不安心理が冴える前半が特に良い。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | プレ『鳥』としての『サイコ』。「人間」の殺害としての映画。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | リアルタイムで見た人をうらやましく思う映画ナンバー1。世の中じゅうがネタバレしているため、見る前から頭の中に私の『サイコ』が出来上がっていて、鑑賞というより本物との違いを確認する作業になってしまった。でもその違いの部分がなるほどさすがだ。 (mal) | [投票(1)] |