「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
男はつらいよ 寅次郎心の旅路(1989/日) |
竹下景子が恋人を訪ね、彼を待っているシーンのカット割りの肌理細かなこと。またその後のシーンでモーツアルトのヴァイオリン協奏曲が流れる中、夕景をバックに歩く仰角ぎみの竹下のカットは絶品だ。高羽哲夫の斜光の扱いにはいつも感心させられるが、このカットは特筆もの。竹下登場のフレーム横断カットも面白い。 (ゑぎ) | [投票] | |
寅にウィーンなんて合うわけないじゃん…ではなく内向的視点から脱却できない山田の時代錯誤感こそが穿たれるべきだろう。欧州1000年の歴史に柴又イズムがどう対抗するのかこそが見たいのであり観光客的視点の傍観者じゃ話にならない。 (けにろん) | [投票(4)] |