「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
心と体と(2017/ハンガリー) |
非常に細部を丁寧に見せる。それがスペクタクル。神は細部に宿る。映画の神=スペクタクルなので、スペクタクルもまた、細部に宿るのだ。牡鹿と女鹿。森と池。緩やかな時間の流れ。静謐な画面が美しい。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
夢診断的な形而上世界が遠のき中学生レベルの何の捻りもないド直球妄想話が現れるのだが、滋味ある鹿の無垢な眼差しが邪念を吹き払う。傍系人物群のダメっぷりも愛すべきだが、彼女のマグロなのに充ち足りた表情がスローピストンと同期し幸福感を現出させる。 (けにろん) | [投票(5)] |