「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
めぐり逢い(1957/米) |
オリジナル版『邂逅』との比較での物云いを愚とすれば、こちらも素晴らしいシーン、カット、感涙モノのきめ細かな演出が連続することも確か。1950年代ハリウッド製メロドラマの中では十分傑作と云えるだろう。レオ・マッケリーの余裕綽々たる演出ぶりを堪能することができる。(レビューはオリジナル版との比較の愚) [review] (ゑぎ) | [投票] | |
すれ違いの作劇の見事さには目を見張るが恋愛映画のスタンダードとしては恋そのもののパトスが導入部だけで不足感がある。何よりグラントではどうしても生活の真面目な切迫感が出ないし、カーも又毅然な佇まいの下の健気が作劇を超えるものではない。 (けにろん) | [投票] | |
意外にも、エンパイアステートビルの存在は大した事はない。むしろ、一見すると軟派男なニッキーの祖母の存在が大きく、或る意味、この映画全体の方向を決定付けているとさえ言えるほど。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |