★4 | 傑作と思う。小松菜奈が退学する場面がまず異様だ。退学することを伝える教師の声がオフで示され、教室の全景を捉えたショットが存在せず、佐藤健とのショットの切り返しのみで構成されている。こうした全景ショットの不在は多くの場面で顕著であり、例えばジャンプを読む読者たちを捉えていく繋ぎや連載・読み切りの掲載の報せを携帯で受け取る漫画家たちの繋ぎ、回想の中の葬式などでもそうである。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 最初はカットを割り過ぎかとも思ったが、スピーディな展開に合っている。神木隆之介の眼鏡への絵の映り込みや部屋の壁へのプロジェクションマッピングの活用等、凝ったコンピュータ処理が見どころだが、何と云っても佐藤健+神木コンビと染谷将太がペンで闘うイメージシーンはちょっと凄い造型だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★2 | こいつらが描いてる漫画の絵面もシノプシスもクソにしか思えない以上、映画は茶番にしか見えないし、となればライバルも仲間も恋人も何もかも薄っぺらーとしか思えないのだ。所詮、俺はジャンプ世代ではない「こち亀」オンリー親爺なのだからしゃあないっす。 (けにろん) | [投票(2)] |