「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
海街diary(2015/日) |
素晴らしい原作とそれを見事に映像化した是枝監督の手腕はさすがだが、一つだけ拭いきれない違和感が…。 [review] (ワトニイ) | [投票] | |
映画は始終、現実と桃源郷のあいだを行き来しつづける。次第に夢うつつの息苦しさとも快楽とも分からぬものに囚われていることに気づく。3人の姉・まるで死者のような他の脇役に引き立てられた広瀬すずはこれ1本で伝説です。 (ドド) | [投票] | |
冒頭、長澤まさみが男の部屋を出て、海の見える道を歩くカットですでに鳥肌が立つ。これは道を歩く人の映画であり、斜面(坂)を登る人の映画であり、思い出の風景を眺める人の映画だ。それは彼女達にとって見ることの幸福であり、観客にとっても画面を見る喜びとシンクロする。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
姉妹間だけではなく他者との関係性の変容を「空気」だけに最大限の演出を注ぎ込んで緩やかに慈しむかのように描いた工芸品。3度の葬儀と法事が編年のメリハリを付与する構成が高度に小説的だ。想定外の4人の良さだが「穢れ」を滲み出させる大竹は弩級。 (けにろん) | [投票(7)] |