「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
少年(1969/日) |
高知、福山、松江、城崎、天橋立、福井、敦賀、秋田、稚内、札幌、大阪と舞台を繋ぐ、一種のロードムービーだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
この題材を黒塗りの日の丸で規定してしまうところに大島の横暴を感じる。情緒的な泣かせと政治的な反権力指向の狭間で物語は宙に浮いて居所を失う。後者であるならよりブラックな諧謔を、前者であるなら木下イズムへの転向をだが、それはできぬ相談。 (けにろん) | [投票] | |
黒い日の丸を背負う「少年」。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] | |
子供だって子供なりに考え、行動する。現状を嫌悪しながらも抜け出すために侵さねばならない罪の重さを知っている少年。本能的に家族を守ろうとする少年の姿には、この年頃だからこそ持ち得た純粋さと崇高さがある。 (マッツァ) | [投票(2)] |