「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ホーリー・モーターズ(2012/仏=独) |
冒頭で提示されるマレーの連続写真のように、映画の原初的な力を取り戻すこと。カラックスは突発的アクションの可能性に賭けたのだろう。突然犬が現れ、突然髪の毛を齧り、突然楽隊の行進が始まり、突然歌を歌い出す。『ホーリー・モーターズ』にはあらゆる「突然」が詰まっている。 [review] (赤い戦車) | [投票(3)] | |
傑作。なんという刺激に満ちた映画だろう。開巻の白樺が描かれた壁の造型を見た瞬間、既に飛び抜けたビジュアルセンスを感じる。そしてラストまで、ずっとニヤケっぱなしになり、映画って楽しいなって心から思うことができる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
カラックスを愛すべきイジケ野郎だとは思うが、にしても刹那に耽溺し自虐的に過ぎないか?正直ミノーグがビノシュに重なり痛々しく照れ隠しのウータンは白ける。ラヴァンの11変化は唯一「メルド」が破壊的だが哀しいかな焼き直しなのだ。 (けにろん) | [投票(3)] |