「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
英国王のスピーチ(2010/英=豪) |
監督・俳優・撮影照明美術その他スタッフ一丸となった勝利。会話や演説がメインの作品であり、必然的にアップカットが多くなるが、コリン・ファースとジェフリー・ラッシュの表情豊かな顔面がその面白さを支えている。傑作。 (赤い戦車) | [投票(1)] | |
コリン・ファース演じるジョージ6世と吃音矯正の治療師・ジェフリー・ラッシュとの友情のお話。王族と庶民の対比の面白さ、という部分では、例えば、ラッシュの家と治療室へは、狭いエレベーターを使わないと行けない、なんて描写があるのだが、このあたりは淡泊な描き方だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
大戦前夜の好戦非戦の悲喜交々も、王位継承への骨肉の軋轢も、吃音解消問題の前では背景音。それがアジテートこそ必要資質たる英国王の必須要件だとしてもミニマム世界に拘泥した感が拭えない。演技陣は抑制された潔癖さの応酬。ヘレナは女房の理想形。 (けにろん) | [投票(5)] |