「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ノロイ(2005/日) |
一つのビデオキャメラだけでなく、TV番組やニュースの映像、複数台のハンディカメラなどあらゆる映像素材を用いている点で一種のメディア論とも呼べ、どこまでがリアルでどこからがフィクションなのか、或いはどこまでがフィクションでどこからがリアルなのか、境界線をわざとあやふやにしている。『ブレア・ウィッチ』のようなアイディア倒れとは違い、この監督は頭が良い。土着的要素は諸星大二郎的でもあるね。 (赤い戦車) | [投票] | |
どんなに危機的な状況に陥っても捉えるべきものはしっかり捉えている(見せるべきものはしっかり見せる)奇蹟のキャメラワークに、ある意味映画としての良心を見た。 (鷂) | [投票] | |
擬似ドキュメンタリーとしての徹底さ、緻密さが、致命的に欠けている。アイデア一本勝負で、細かい所に気が回らない監督の大雑把さ、乃至は小心さが気になるし、実に勿体無い。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |