★2 | 女を生身の人間としてではなく「何か神秘的な存在」として捉えようとする、行定のキモい女性観にウンザリする。いつまでもガキの感性で映画を撮ってるんじゃない!せっかくの撮影が勿体ないじゃないか! (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★3 | 高校時代と大人時代の2つの話がきちんとつながっていないために非常に煮え切らない印象を与えるんだが、その徹底的な煮え切らなさにおいて案外ラジカルなことをやってるのかもしれないとも思ったりする。 (_) | [投票] |
★3 | 二重構造の戦略を選択した時点で作り手はこの脆さを予見しただろう。二重構造にしなければ語り切れない、映画にできないということの表明だ。さらにこの戦略で余計に中途半端な出来になってしまっている。大沢たかおと柴咲コウのシーンは悉く無残だ。一所懸命やっているから尚更痛々しい。篠田昇(遺作!)の撮影は買う。 (ゑぎ) | [投票(5)] |
★2 | 役者は頑張っているが、プロット的にあまりにも作為的な偶然が続く上、画面に始終充満する過剰な光のせいで、絶えず「作り話」を意識させられる。目の前に常に紗がかかったような隔たりが最後まで埋まらない。殆ど味のしない苺ミルクを飲んでいるような感触。 [review] (煽尼采) | [投票] |