★5 | ドラムセットがないのに音だけ鳴り続けてるのが不自然で気になるのだが・・・しかし、これはどうしても愛さずにはいられない映画だ。全編を覆うこの過剰なまでのバカバカしさ!そしてこのグルーヴと喧騒!ラストカットの唐突さは掛け値なしに素晴らしい! (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★4 | 岡本喜八のコメディセンスは私とずれていてどうも合わないのであるが、さすがにこれは認めざるを得ない。奥行きのあるセットを利用した時空間の吹っ飛ばし。見事なカッティングによる終盤の熱狂的な大盛り上がり。破綻の魅力こそ映画だ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | なんて面白い!ラストへ向かって、城中はもうメチャクチャなカオスへ突き進むのだが、財津一郎の生真面目なキャラクター造型がよいアクセントになっているし、或いは、国境のカットが繰り返し出てくるが、これがなかなか良いロングの固定ショットの反復で、とても落ち着きが良くバランスを取っている。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★5 | 映画とはカットが絶妙なリズムで紡ぎ上げられ産まれる快楽の止め処ない連鎖であることを思い知らされる。支離滅裂が殆どシュールの域に到達する終盤の一大狂熱!限定セットを逆手に取って迷宮を現出させる錬金術師喜八。終わったかに思えた晩年の狂歌。 (けにろん) | [投票(6)] |
★3 | 筒井と喜八ってある意味理想的な組み合わせかも知れない。 (マッツァ) | [投票(2)] |