★4 | 軽蔑(1963/仏) | タイトルに当てはまったスッキリする作品。妻の嘘を見抜く夫の愛が忘れられない。でも言葉選びの復讐は想像を絶する苦痛と哀しみの結晶みたい。綺麗でもあるけど儚くも感じる。愛って気分屋で危ない生き物なんだね。 | [投票(3)] |
★4 | 女は女である(1961/仏) | 子供の欲しい女性、子供が要らない男性。ダメなら違う男に乗り換えればいいのに・・・なんて矛盾な事を思ってしまった。ミュージカルシーンには、裏切られたけど、台詞の一つ一つがポエムみたいで良かったかな。こだわり監督の主張はやっぱり深いと納得。 | [投票] |
★4 | 女と男のいる舗道(1962/仏) | 人が生き続ける以上、希望は生まれる。そして、人は夢を見る以上、絶望も生まれる。そんな事を学べる映画。「めんどり」の話には惹かれるものがある。外見と中身について幾つかの思考案が浮かぶ。これ、なんて重い作品なんだろう・・・。 | [投票(2)] |
★4 | アルファヴィル(1965/仏=伊) | 開発者の思惑にSF的な恐怖を覚えた。人間が記号化され、心情の自由を奪われる鋭い設定に、パソコン通信の原点を考えた。今は楽しく活用しているけど、何れ依存症などの言葉の概念に捉えられた現実の恐怖が訪れるのだろうか?・・・考え過ぎ? | [投票] |
★4 | 男性・女性(1966/仏) | 詩人さんみたいポールの言葉の率直な鋭さに青春の輝きを感じました。マドレーヌからは純粋でキュートな初々しさと誠実さに堪能ができました。そして全体からは若者達の主張や、考え方などが強く感じられ「生きる」を学べる映画だと痛感しました。 | [投票] |
★5 | パッション(1982/スイス=仏) | 自然の採光にうっとり満喫。音楽の構成も非常に良いのが印象的。三角関係の縺れも、なぜか胸を打つような苛立ちを与えない。それは「雪」に関係している思惑を想定。どんなに辛くても、春になると綺麗に解けて流れていく、そんな心の演出が隠し味? | [投票] |
★4 | 勝手にしやがれ(1959/仏) | 勝手にしていて良いと思う。 | [投票] |
★5 | 彼女について私が知っている二、三の事柄(1966/仏) | 単純な内容なのに、快楽に溺れる人の姿と、心情に漂うムードがほろ酔いの痺れを与えている。愛という名を持って、自分の存在を他人の温もりから感じ取る。一瞬でも心に生を感じ満足なら、それはそれで良い生き方。「不潔」の言葉も笑って聞こえてくる。 | [投票] |