「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
決断の3時10分(1957/米) |
どっしりかまえてふてぶてしい魅力を発揮する悪役と、男の責任感を全身から匂わせる善人との対比がずばりとはまった物語が心地よい。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
やっぱりグレン・フォードは凄い役者だったと思い知る。「決断」の唐突感と納得感の絶妙な按配は悪役造型の懐の深さに拠る。苦悩する「善人」役に悪人顔ヴァン・ヘフリンも確信的な配役だろう。見応えある画面は多いが、特にラスト近くの「蒸気」演出が最高。緊張感の操作も見事。ヘンリー・ジョーンズも泣かせる。 (3819695) | [投票(2)] | |
干ばつの乾きから雷鳴の後の潤いへ。人間らしさの復興がこの物語の主題。合理的で秩序だった駅馬車の襲撃や、酒場女(フェリシア・ファー)との官能的な交情によってウェイド(グレン・フォード)がただの無法者でないことが示唆される伏線がみごと。 (ぽんしゅう) | [投票] |