★4 | タイトルに当てはまったスッキリする作品。妻の嘘を見抜く夫の愛が忘れられない。でも言葉選びの復讐は想像を絶する苦痛と哀しみの結晶みたい。綺麗でもあるけど儚くも感じる。愛って気分屋で危ない生き物なんだね。 (かっきー) | [投票(3)] |
★4 | 「美しさと格好よさはゴダールでも随一」とはこれを以ても云い切れないのだからゴダさんの才能は破格だ。海辺に場を移した後半はむろん、前半チネチッタのシーンもバッキバキにキメまくる。試写室から外に出てきたフリッツ・ラングが煙草を喫むカット! 女性通訳が自転車で街セットをすいすい走るカット! [review] (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 醒めた視線は良いのだが、バルドーが夫をそんなに愛してるようにも見えなげで基本設定が成り立たず上滑る。本質下世話な主筋に付加されたバックステージもの映画へのオマージュも陳腐そのもの。特にラングの映画中映画は余りな抽象化の芸無さに幻滅。 (けにろん) | [投票] |
★5 | 失恋したゴダールの心情を投影した私小説的傑作。うざったい引用も少なくて安心。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★3 | 海や彫像の自然色とインテリアや衣装の人工色。通訳を介して交わされる状況説明と意志。神話をめぐる愛と憎悪の解釈。理性の具現化である言葉と心象を象徴化する映像。そして、ポールの先が見越せない優柔とカミューの何も見ようとしない先鋭。すべてがずれる映画。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 悪くないんだけど、ゴダール映画はもうちょっと破綻していてほしい。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★3 | この女性、というか突然の感覚は好き [review] (いちたすに) | [投票] |
★3 | 彫像、幾何学的な建物、海の簡潔な美。ブリジット・バルドーの肉体の、天衣無縫な豊かさ。通訳によって反復されることで意味からずれ、片言の言葉によって意味から剥がれ落ちそうになる声。神話や芸術から遊離して、資本との猥褻な関係へと傾斜する映像。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |