★5 | 変態?すなわち神への挑戦。過去(姉)と未来(妹)の間で神格化される次女の存在(現実)を神に見立てて、家族の見えない憎愛を映像化した。 [review] (chokobo) | [投票] |
★5 | 衝撃が強すぎて、悲痛な叫びを心に感じた。発想の自由が、強烈な影響を与え、心情の可能性が破壊されている。生人が単なる魂の入れ物のように見えて、遺体は体全体で何かを語る思い・・・。日傘の下の女性達の麗しい姿も、一時の幻に値する思いに縛られた。 (かっきー) | [投票] |
★3 | 女の情念が表に出た、そのまんま怪談とも言えます。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 絵画的に彩られ、何やら高尚な悪趣味のせいでハイブラウな感じに仕上がってるが、女兄弟長女の私から見れば、これはもうバッキリ「長女はつらいよ」映画。 [review] (はしぼそがらす) | [投票] |
★5 | 色づかいも息づかいも、そして内容も。これはもう、考えようによっては立派なホラー。 [review] (tredair) | [投票] |
★3 | モノクロームの表現主義に傾倒してきた映像作家が虚飾を脱いで彩色世界で曝け出した女性観が血の色だというのが生々しくキツい。手法の変化という以上にベルイマンの内なるミソジニーが全開された転換点。だが先鋭的な神秘主義が後退したのが物足りない。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 思っていたより娯楽色が強いと思った。ショッキングな描写が多かったせいかも。終盤ちょっと失速するのが残念。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 嫌な映画である。ベルイマンの真摯な悪意が、フィルムにとり憑いたかのような赤と白と黒。しかし目をそむけるどころか意識がスクリーンに吸い寄せられてしまう。きっとそれは、心の底に隠したはずの不安を暴かれるマゾヒスティックな快感を誘うからだろう。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 塵より生まれし者が塵に還るように、沈黙から生まれた叫びとささやきもまた、沈黙に還る。神の沈黙、母の沈黙。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |