★4 | レイチェル・カーソンの「沈黙の春」が話題になっていた時代の映画。文字どおり「渚にて」。それのみのシチュエーションで、制作費と我々の過大なる恐怖心を抑制し、そこがなかなか他の作品にはない独特の余韻を我々に残してくれる。まだ可愛らしいもんだ。 (takud-osaka) | [投票(1)] |
★5 | これは是非『博士の異常な愛情』と共に観てもらいたい。始まりは喜劇に過ぎなくとも、その結果は… [review] (甘崎庵) | [投票(6)] |
★5 | 透明感のある終末。無理に悲壮さを盛り上げないのがいい。 (はしぼそがらす) | [投票] |
★4 | 「終末」といえば絶望と欲望の暴発ばかりを描く昨今の映画とは趣が異なる。「リアリティ」という点でこの描き方は興味深い。また、今日の科学的知見から見れば本作の終末への道程は違和感があるが、それが些細なことに過ぎないと思えるだけの深みがある。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★5 | 終末SF映画の秀作。日常生活に静かに忍び寄ってくる核の脅威の描き方が秀逸。最近『エンド・オブ・ザ・ワールド』という題でリメイクされたようです。 (kawa) | [投票] |
★4 | 幼子との日常に、あるいは酒やカーレースの狂騒に、そして孤独を癒す束の間の恋に、生きた証しを確信しようと模索する人々。人間の非理性的判断の最たる結果として迎えた終末を、何とか理性的に過ごそうとする人々の健気な姿にときおり倦怠が滲むさまが切ない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 肝心の、放射能の恐怖が充分に演出されていない。むしろ劇中の人々は、絶望を通り越した諦めの境地に達し、概ね淡々としているし、その様子を描く演出までもが淡白にすぎて、前半は退屈。この映画の本領は後半にある。 [review] (煽尼采) | [投票] |