★4 | あの年になって母の裸体を見ることになるその心境は如何に。あの家庭が不幸だった一つの原因としていいとしした息子(たぶんボンクラ学生か無職)が非協力的だったこと。 (ガリガリ博士) | [投票] |
★2 | 吉田監督の力は遺憾なく発揮されていますが、逆にそのリアリティのお陰できつさしか感じられません。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 決して安易な社会批判やミステリーに終わらせることなく、どこをどう切っても「映画です」という画面の連鎖に唸る。観ようによっちゃあ、吉田喜重による小津への返答ともとれますな。それらしい構図も川辺で1ショット有った。「水」「鏡」を主要モチーフとした、紛れもない映画作家による傑作。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 心情的、或いは人情的ウェットが避けられない究極のホームドラマとでも言うべきテーマにおいて、吉田喜重独特の硬質感がいかなる冴えを見せるのかと期待するも、一歩踏み込んだリアル演出が全ての命取りとなり、ありきたりの問題作におさまった。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 老人性痴呆症の問題を真正面から取り上げた作品。目を背けたくなるような描写もあるが、語り口はあくまでも静謐。細野晴臣の音楽も素晴らしい。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★5 | 人間が約束し得る事と、人間に約束されたもの。人間の尊厳と、人間の宿命。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |