★4 | 蛇の道は蛇。結局、元の鞘に納まる男と女の腐れ縁。しっかし、この三橋達也見てるとイライラしてくるゼ! [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | 川島雄三が見せる人生というロードムービーの一コマ。男と女は流れ、束の間天国(パラダイス)にたどり着き、そしてまた流れていく。[吉祥寺バウスシアター2] (Yasu) | [投票(1)] |
★5 | すごく気に入った。子供の刀が川に流れていくショットすら好き。題名の、赤信号、っていうのがまたいい。 (tomcot) | [投票(2)] |
★4 | ドキュメンタリー以上のリアリティが本作にはある。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 本当はもっと悲惨な境遇なんだと思うけど、能天気だね。これで何とかでもやっていけるってのは、物凄く生きる才覚のある人たちなんじゃないか。 [review] (G31) | [投票] |
★5 | おいおいダメだよ場所が悪すぎるよ。恋人同士は不忍池でボートに乗っちゃいけないって言うでしょ。それと同じ。弁天様はね、芸事や盲人にはやさしいけど男女の仲にはめちゃくちゃ厳しいの。仲がよければよいほど嫉妬で怒り狂うの。下町暮らしなら知ってるでしょ。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★4 | 原作からエッセンスを抽出し、それを映画的に映像のみで表現することにかけて、川島雄三に勝る人は、日本にはいない。物語のかたわらには常に、豊穣な文学性が寄り添っていて、だからラストの余韻もひとしおなのだ。この作品は特にね。 (町田) | [投票] |
★5 | 虚無とか不毛とか殊更に言わずとも地に足をついたアンチドラマチックな日常のドラマを描きながら例えようの無い無常感が滲み出ている。ちんけな憐憫も同情も拒絶したそれは川島が狙ったものではなく本質的な諦念に根差しているらしい。クールと思う。 (けにろん) | [投票(8)] |
★4 | 繊細な猥雑さ。何かが起こりそうで結局起こらない、そんな感覚が妙にスリリングだ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 背景となる街の表情や地形が、登場人物の心情まで含んだ作品全体の趣を規定してしまう。ネオンゲートと橋、一段下った弁天様の境内、裏にボート乗り場のある朽ちかけそうな飲み屋、行きかう砂利トラ。女と男が吹き溜まり、また、吹き散らされそうな場所である。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 三橋達也が本当に情けなくて素晴らしい。人生なんて、前に進んでるつもりでも実は同じ場所をグルグル回ってるだけだったりするんだろう・・・それをポジティブに受け入れるかのようなラストの爽快さ。ジメジメしない、カラッとした人生観に嬉しくなった。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★4 | 観た後に爽快感が残る映画。二人の将来に何が待ち受けているか夢が持てる。 (りかちゅ) | [投票(4)] |