「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
モンスターズクラブ(2011/日) |
シネスコである。このような低予算日本映画のシネスコ作品が近頃あったかしらと記憶を辿り返しても、『死にゆく妻との旅路』くらいしか即座には思い浮かばない。特筆すべきヴィジュアルを持ったシネスコ作『月光ノ仮面』にしても角川映画だから、P&Aを含む予算面でこれらと同列に扱うのは憚られがち。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
爆弾魔という異端を扱いながら自意識の追求のみに終始して世間に対する覚悟を感じない。必然、扱われる言葉も薄っぺらく、瑛太と窪塚のやりとりに緊張感が生まれず説得力なし。あげく既成の言葉(宮沢賢治)に逃げ込むのでは後に残るのはフラストレーションだけ。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |